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Vol.14 
当たり前だけど、大切なのは
「自分の事を一生懸命にやること」!

 しかし、ホントーに不景気ですね。

 海外の経済状況を見ていても、とにかく欧米はダメ、欧米がダメだとアジアの輸出もダメ。全部ダメだから円が買われて円高だ。円高ってそれだけでもヤバいのに、国内では増税だ高齢化だのでもう絶望的。実際、マジでヤバいんじゃないかって思うわけですが。

 そんな状況で人はどう考えるかというと「どうすれば生き残るか」ということです。これは確かにそうなんですよね。社会がこうなっているから、自分のこんな強みを押し出していくとか。社会が●●な人材を求めているから、自分をそれに重ねていくとか。いやこれは確かにそうだし、サバイバルの方法としては間違いじゃないと思います。就活の学校とか、塾とかそういう“他人”至上主義でできてるわけで。ま、実際そうしないと生活するお金が得られないってこともありますし、そりゃーぼくだって他人事ではありませんよ。年を経るごとになんかいろいろ積み重なってきますしー、押しつぶされそうになって止めたタバコを吸いたくなる夜もありますよ。

 でも、そうやって生きていくってつまんないでしょ?

 いや、そういうことに生きがいを感じる人もいるかもしれませんが、ぼく個人はもう、とにかくつまらないんですよ。

 だってこの考えってすごくパッシブでしょう。曖昧な相手(社会とか会社とか)があって、初めて自分の行動を決めるっていうか…。本来、人間手のはもっと自分勝手でいいんじゃないか。せっかく人に敬語つかって青臭い青春時代なんかを通り越してやっと大人になったんだから。もっと、アクティブでいいんじゃないか、と思うわけです。アクティブっていうのは、自分の中にあるモチベーションを最重要視して、それが人のためになるとかならないとか、まず考えないで行動してみる。“自分至上主義”のことです。その「情熱」が人に伝わったら儲けもんってだけで、基本、自分よがりからしか、いいものはできないわけだし。マーケティングなんて横文字使ってスマートぶったって、消費者はそんなにバカじゃないよっていうか。なんかマーケとか連呼してる人ってバカに見えるし。

 で、自分至上主義で何をやるのか。ぼくはこれから、芸術関連の仕事をしたいと思っているのです!クラウドファンディングのシステムを使って、非商業アートに的確な方法で評価し、作家至上主義のプラットフォームを作ろう、と。

 ただのアート作品の販売サイトをつくるというわけではなく、「ファイナンス」と「アート」の垣根を壊すという、昔のロマンチストな男たちがいろいろな手法で挑んできたテーマにぼくもぼくなりに取り組もうと思っています。こんな不景気にそんなもん、誰も求めてないよって言われたってうるせー!と。関係ありません。社会に認められようなんてくだらない、ぼくは、ぼくを感動させてくれる才能のある人のために動きたい。これがぼくの“自分至上主義”です!

 ということで、一人で勝手に熱くなってますがー、数か月後にはサービスを立ち上げているはずなので、またここでご連絡させていただきまーす。

高橋 大樹



HP「高橋大樹のマーケット放浪記」
http://hirokitakahashi.com/

連載(毎日更新)commodity-board.com
https://commodity-board.com/2011/05/post-6345.html


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