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道草其の五
『チューチュー部隊とともに』

新しい年がはじまった。
目の前にはまっさらの1年、
いのちがある限り、オレがどう使おうと自由な1年がある。
そう考えるとワクワクする、

この年になると
自分の行動のパターンっていうやつが
だいたい決まってきていて
思いもしないような行動をとる、なんてことは無理なんだな。
少なくてもひとりで生きている限りは。

暮らしたり、仕事や遊びで一緒する人たちがいると
事情はちょっと変わってくる。
オレのではない行動パターンが
オレの行動パターンに干渉してくると
今までのオレからは想像もつかない
思いがけない新しい行動が生まれる。

オレはその瞬間が、スキ。

自分という小さな箱のような存在が
ほんのチョビッとだけ大きくなったような気になり
生きていることのダイナミズムを感じる、なんて
大げさな事まで思ったりする。

その瞬間を
この新しい年にも感じ続けていられたら

オレのこのまっさらな1年への願い。

鼠年に因んで
小さくなったオレが
たくさんの鼠たち(チューチュー部隊)とともに
この世界のアチコチを
チョコマカチョコマカと探索する想像は楽しい。
新しい穴を通り抜け
はじめて歩く道の果てに
絶望的な絶壁を登ったり
嗅いだ事のない花の香りにうっとりとしたり
そして
全く未知のこころに出会ったり。

想像してるだけじゃつまんないんで
ほいじゃ
出かけよっと!
行く先はチューチュー部隊にまかせて!
ね!

道草其の四十
『みらい -17-』
突然スクリーンが暗くなり

道草其の三十九
『みらい -16-』
向こうは朝で こっちは夜?

道草其の三十八
『みらい -15-』
潜水艇はゆっくりと上昇すると

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