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第87稿 藤の花咲き、雑草伸ぶ。

 藤紫、薄い紫色。中庭に今年も花を開かせ始めた。自生か植生か知らぬ事である。根元の太さから考えると最低でも100年以上と思われる。本堂の工事以前は毎年枝を切り詰め3メーター程の背丈を維持していた。今は、もっと切り詰められて腰の高さほどで有る。それでも、花盛り。背景は、本堂新築工事進展中。




 近隣の雑木林では高き梢に花を開かせている。が、悲しいかな地面に散り始めて初めて頭上に藤の花が咲いている事を気付く。桜に比べて、余りにも温和しいのであろう。近所の山々は新緑に彩られている。裏山の栗の木は特有のにおいをここ2週間ほど発散させている。玄関先の睡蓮は新芽を伸ばし始め、ミジンコは活発に動き出した。お化けエビの活動はまだ先の楽しみ。右下の黒い塊は、蛍の餌になるニラ貝。




 玄関の天井ではツバメの巣ごもり、先日までに3匹は孵ったようである。親鳥は朝早くから、日の暮れるまで餌運び。

 こちらと言えば、用事の間にひたすら雑草を引き抜いている、おかげで既に日焼けをしている。日焼けの理由を知らぬ人は。そんなことと知らず「草刈り(ゴルフの隠語らしい)?」と聞かれるが私は、ゴルフをしたことが無い。なにはともあれ、早や日焼けの季節である。



合掌 大門

―第118稿―
「張暑飽閉」の「春夏秋冬」

―第117稿―
春のお便り

―第116稿―
「正月」と「障月」

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