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第76稿 検診

 私は、社会保険・厚生年金に加入している。お寺も事業所の届けをすれば問題は無い、ただし従業員は私一人である。多くの宗教法人は、事業所の届けをせず国民健康保険と国民年金に加入している。
 どちらにしろ、宗教法人に雇用されていると解釈されるので、どの様な肩書きも関係なく単にサラリーマンと言うわけである。法人給与の実態は無収入から超金持ちと幅広い。個人的ではあるが、私の場合は住民税と県民税合わせ年に1万円を超すことは無い。税務に詳しければびっくりするかもしれない。

 さておき
 事業所であるから、年に一度経営責任者は法令に従い従業員の健康診断を受けさせる義務がある。と言う事で、今年も検診に行ってきた。必ず、私の健康を気遣い再検査のご案内を頂く。が、不埒にも行ったためしがない。

 が、
 今年は、再検査に行ってこようと段取りをしている。レントゲンに引っかかり、糖尿病と書かれ、メタボリックとお叱りを受けた。届いた、検査結果の用紙を見て看護科に通う娘に、更にだめ出しの一言を頂いた。

 まてよ。
 検診を受ける機会が無ければ初めから病院に行かずに済む。調子が悪ければ嫌でも足を運ぶ。検診の結果も見ずに暮らせば、わざわざ病名を付けられに喜んで病院行くことは無い。

 マテヨ、マテヨ。
 毎月保険料支払うだけでは勿体ない。嫌われても病院とお医者さんの世話になって、世間様から年金食いの国賊と言われても、支ったより沢山年金貰うまで生き残るか。

 待てよ、待てよ、待てよ。
 病院通うのは只じゃ無い、雨の日もあれば、風の日もある。暑いの、寒いのどうしよう。行って帰れば50キロ(地方では当たり前)。まして、予約時間は当てにはならない(以前予約時間を1時間超えても順番が来ないので、看護師さんに断って帰ったことがある。苛ついたのでは無い、お仕事優先)。
 
 診療代も薬代もまけてはくれない。
 早い話行くのがめんどくさい
 が
 とりあえず行ってきます

ダイモン合掌

―第118稿―
「張暑飽閉」の「春夏秋冬」

―第117稿―
春のお便り

―第116稿―
「正月」と「障月」

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