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第33稿 薪割り

単に木を割るだけ、それで薪が出来る。

暮れに、育成50年ほど、樹高20メーター弱の檜ばかり8本倒した。
囲炉裏や竈を使用する生活ならば
枝も貴重な燃料となる。
が、枝は総て粉砕器に飲み込まれた。
40cmに切りそろえる。
40cmの理由は無い、割りやすい長さと言うこと。
薪は、餅つきや大掃除のお湯を沸かし、除夜の時の暖房に使用する。
又、薪ストーブの燃料となる。

定かな情報ではないが、
空気を作り出す植物を燃やすとほぼ同僚の二酸化炭素を生み出すという。
ならば、プラスマイナスゼロと言うことで・・・

昔から「木は元から、竹は末から、人は煽てて使え」と言う。
確かに間違いは無い。
見える節、見えぬ節。
元からは簡単に割れるし、力任せは不要の作業。
昼からの暇に大凡6時間で総てを割った。
手にマメが出来るわけでもなく、
皮が捲れるわけでもなく3日間の作業であった。

薪割りの楽しみは、何も考えないで出来ること。
想いの通り節を割れると又楽しい。
斯くして軽トラ9台分の薪ができあがった。
一所に運んだが割るより積み上げる方が大変である。

向かって右が元。此方から割ると節も造作なく半分に割れる。





これで、軽トラ9台分。



次は、何をして遊ぼうか。
脳味噌を使うのは嫌いだが、遊びのネタに悩みは尽きぬ。
日置川畔 宝勝寺 大門 合掌

―第118稿―
「張暑飽閉」の「春夏秋冬」

―第117稿―
春のお便り

―第116稿―
「正月」と「障月」

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