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生きやすくなるための工夫

工夫<5> 『自分への攻撃を自覚する』

悩んでいる人というのは、
自分で自分の心を苦しめ傷つけ
痛めつけていることに気づかないことが多いようです。

本人は外界からの攻撃を怖れ必死で防御しているつもりでいても、
実はそれは防御ではなく、
自分自身への攻撃となっています。

自分の心を傷つける状態を肉体にたとえていうなら、
ナイフを自分の身体に突き刺し「痛い痛い!」と騒いだり、
ロープで首を絞めながら、
「苦しい苦しい」とうめいているようなものではないでしょうか。

「そのナイフを手放せばいいのに!」
「締めてるロープを緩めてみれば楽になるのに!」と、
第三者から言われたとしても、
被害妄想の呪縛にかかっている人は、
事実を指摘されても、
ちょっとやそっとのことではそこから抜け出せないのです。
なぜなら、自分で自分を苦しめているなんてことには、
まったく気づいてないのですから。

不幸な人は、被害妄想によるストーリー作りがとても上手です。
話を聞いてみると、よくもまあ、そこまで話を悪い方悪い方へと
解釈して自分を苦しめられるものだと、
ある意味感心させられることすらあるものです。

こんな風に他人事のように語っていますが、
私自身も自覚しないままこのように
自分を攻撃していることは多々あるはずです。

悩み苦しんだ経験がない人なんてほとんどいないでしょうから、
たぶん誰にでもあるはずです。

不安になるような考え、
不快になるような思いが浮かんできたら、
それは自分で自分を攻撃しているだけのこと、
と客観的に一度突き放して見てみるといいかもしれません。

そのことを意識するだけでも、
攻撃の手を緩めることや、
攻撃そのものをなくすことができるようになります。


いずみえむ『シンプル開運ライフ』
→http://www3.ocn.ne.jp/~izumi-m/

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