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〜その7〜 各星座の司るもの<2>牡牛座

想像してください。

彼らは小さなドームの中に住んでいます。その中には、自分の大好きな、お菓子やおもちゃ、誰かなど、自分を楽しませるものだけがあります。誰も入ってこない、誰にも邪魔されない。

「正直、これが牡牛座の究極の幸せでは?」
 今回私が、人生最大に「牡牛座」のことを考えました(今までいかに縁が薄かったってことだ)が、その中で行き着いたイメージはここでした。

私の中で、牡牛座といえば「欲望」。支配星は金星です。
“物質的な豊かさを享受する才能(物質的欲求が強い、という場合もあり)があり、五感や芸術的才能などにすぐれる(A)。頑固で融通が利かないが忍耐力があり、控えめながら意志を通す…(B)”
 大体、一般的な占いの本で牡牛座のところを読むと、上記のようなことが書いてあるんですけど、私はずっと「なんだかどういう人間かよくわかんねえな!」と、軽く腹を立てていました。
 だって「(A)みたいな性格の人は、比較的享楽的で自己主張もそこそこありそうな気がするが(雰囲気的に)、でも控えめ(B)なんだ? かつ、頑固で融通が利かないような人(B)は、贅沢を楽しんだりする(A)イメージでもないが、享受するんだ?」…なんだか、矛盾した人格のように思えたんだもの。どういう人なんだか、結局よくわからなくて。

でも今回、新たなヒントを導入したらいきなりぴんとくるところがありました。

牡牛座を考えるときに「大人だと思うと難しいので、子どもだと思って考えてみよう」、そう、前回「牡羊座」で使った“12宮の並びは、人間の魂の成長過程と同様に配列されている”というあれでいうと、牡牛座はまだ「就学前の子ども」だからです。

彼らの小さな世界には、まだ自分と母親(相手)しかいません。ほかの世界をまだ何も知らないんだから、そこで得られる暖かさや安心感は彼らのすべて。
 目に見えるもの、手につかめるものしか信じません。だって、目に見えないものを信じなければならないほど、彼らの世界はまだ、複雑じゃないんだから。
「目の前にあるこれさえあれば、幸せになれる」
ごくシンプルにそう感じて、それをすみからすみまで愛しぬく。

気に入った人形があって、そればっかりと何日も何日も遊んでいる子どもを思い浮かべてください。牡牛座の中にある「物質に対する強い愛情と欲求」が、なんとなくイメージできますよね。
 で、イメージの中で、その人形を取り上げてください。どんなにかかたくなな抵抗にあったことでしょう。そりゃそうだ、子どもに「もっといいのを買ってあげるから」「それは古いから」「そんなの持ってたら笑われるよ」なんて言ったって、懐柔できませんよね。
 だって、「それが、いいんだから。他の選択肢なんて、はなっからないんだから」。

他の選択肢を“積極的に”持たず、ただその対象物と一対一で向かい合い続ける情熱。ひとつものを、永遠に、全力で「愛でる」力。それが、牡牛座の本質、牡牛座の「欲望」だと私は思います。

そう考えると、こんな能力を持っている人には、そりゃあ「感じ取る能力」=「五感」でもかなうはずがないでしょう、他の星座…。だってそのバイタリティーは、「無期限無制限」の本能なのですから。牡牛座が、その愛する対象物に向かっているとき、きっと本当に「楽しくて楽しくてしかたがない」のだろうから。何よりも感覚を味わいつくしているに違いありません。
 そして、もうなんとなくわかると思いますが、融通も、こういう事情できかないわけですよ。牡牛座の人生に出てくる数少ない登場人物(もの)は、すべて「替えが利かない」存在なのだから。

さて。とすると、牡牛座の弱点、というのも自ずとわかってきたでしょうか。

牡牛座の世界は、例えるなら「子どもの世界観」。IとYOUしかいない世界です。たったひとつのものだけを、永遠に求め続けることの恐ろしさ。それは「強烈な不安感から、逃れられない」恐ろしさでもあります。
 物質は、いくら求めても次がある。どこまでも追いかけっこの続く「もの集めの世界」は、積み重なり、次第に自分と世界を隔てる城壁に変わります。物質に強く固執する=強烈過ぎる物質欲は、「ベニスの商人」のスクルージの例を持ち出すまでもなく、人間性の欠如を招く黒いエネルギーです。
 また、対象が人間であったとき。どんなに相手を強く求めても、人と人とは本当の意味で同化することはできないもの。さらに同化以前に、「人は変化する」もの。愛情の対象と、ごく小さな世界の中で永遠にすごしたい彼らにとって、「変化」ほど理解しがたいものは、ないのかもしれません。強い愛情はともすると執着や束縛に変わります。
 「欲望」とは果てしないもの。その果てしのないものと向かい合い続ける、12宮第二の戦士、それが「牡牛座」です。

…なんだか、いつになくしんみりしてしまいました。だって、初めてこんなに「牡牛座に近づいた」んだもの、私も!
 ある意味、12星座をもっとよく「心で」理解したいと思う気持ちもあってこれ書き出したので、今妙に「牡牛座…(涙)」な気持ちになっている自分に、ちょっとびっくりしました。ある意味大成功!(自己満足)

もちろん、何度もいってしまいますが、牡牛座の人が100%そうだとかそういう意味ではないんですよ。あと「牡牛座生まれ」の人だけに適応している話ではなく、おいおいこれはお伝えしたいですが(いつになるのだ?)、太陽以外の惑星が牡牛座に入っているなどして、「牡牛座の影響を大きく受けている、他星座のみなさん」に関しても、リンクする話です。

さて、最後に今回も「牡牛座解き」に役立つキーワードを、何か書きますか…。
といいつつ、ここに書くことは星座によって、少しずつ変わっていきそうな気がします。
 牡羊座のときは「なんでやつらはそうなのか、その行動の動機がわからないとおさまらん!」ってかんじだろう、と思って書いたのですが、今回は「彼らとお近づきになるには?」にしたいと思います。だって牡牛座は「内的情報を外に出さない」ナンバーワンだから(と思う)!
 そのせいでなかなか一定量の情報が頭に集まらず、今回、書き出すのが、牡羊座の100倍くらい大変でした。もちろん元来、縁遠かったというのも大きな要因ですけどもね…。
 でも牡牛座には、あまり知られていないけど、魅力的な人も多いので、苦手感を持たずにみなさんにもチャレンジ?してほしいの(それに、牡牛座は好意を自分から示す傾向めちゃ低なので、もう他星座にがんばってもらうしかない←過去最高に親牡牛座家)。

・ 距離は徐々につめる(急ぐと高確率で失敗)。
 ・ 必ずわかりやすい方法で、相手に好意を示す(おいしいものをあげるのがよ  い。冗談でなく、最大効果。楽しい時間を共有する、って感じ)。あと、相手  の努力を褒める、など(これも大事。結果主義的発想だけだと、牡牛座はドー  ムから出てきてくれません)。
 ・ 「相手の信頼を裏切らない」(すぐに態度や行動パターンを変えない)と、  本人に態度でわからせる。
 ・ 相手と共通の趣味を見つける(これも見つかれば最大効果。なくても、興味  を示すだけでもいいと思う。「同じことで楽しめる」と感じると、牡牛座は心  を開いてくれます。「価値観が同じ」っていうのが大事なんですね〜きっと)

書けるか?と危ぶんでさえいたのに、こんなに長くなってしまった…。読んでくださったみなさん、ありがとうです。
 予告ですが、この牡牛座の続きと考えると、次回の双子座の落差はなかなか楽しくなりそうです。突き詰めて考えたおかげで、双子座の輪郭もかなり明確に浮き出てきました。連続している星座にはやっぱり特別な意味がありそうです。だから前後いっぺんに読んでもらうのもいいのかも。ああ、楽しみ…(自己満足)。またもにょもにょ、いろいろ考えてきます。では。

〜その22〜
2009年の雲行き
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〜その21〜
占い師の所見
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〜その20〜
木星とわたしの12ヵ年計画

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