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〜その4〜

星占いの面白さを人に伝えるということは、いつもマニアックさとの闘いです。

まあ、考えてみれば、スポーツとかだってそうなのだなとは思うけど、すごく好きで詳しくてファンといってもいいような人は、何とかその面白さを周囲の人にもわかってもらって、できれば共有したいとやはり考えるでしょう。多分。
 でも、たとえば今自分が感じているような面白さがわかるには、それこそ細かい莫大な知識や試合をたくさん見守ってきた経験……。それになんといっても「本心からそのスポーツについて知ってみたいと思っている」という、その人の内部から出てきた動機が不可欠だと私は思うのです。

で、何がいいたいかというと、得てして日々周囲の人に星について聞かれる機会の多い私としては、「興味を持ってくれたので、ぜひとも自分が感じているような“星がいかに人生にロマンと豊かさを与えてくれるものか”みたいなことを、ちょっとでも伝えられたらいいな」と思って、その時々で一生懸命話すのですが、……これが結構難しい。相当難しい。面白さのキモを理解するために話さなければならないことが、莫大にありすぎて。

たとえば今話したい面白い話は「段階10」くらいの話だとして、結局、それを理解するには、そこにいきつくための「段階1〜9」を、多少なりとも通過しないといけないわけです。
 まあ、でも話をするときは、相手を見て特に引きになりそうなところだけ、自分の中でピックアップして編集して話すので、結局は「段階2.5.8.9」あたりをさらっといって、本題の「段階10」に行き着けるのですが……(で、一緒に盛り上がる)。

で、本当に何かがいいたいかというと、ここに自分が日々感じる、本当に書くなりして、多くのみなさんにぜひ話したいなあ〜〜!と思うことは、全然書けないわけです。やってみようとしたら、ただでさえ説明の長い私なのに、自分でもあきるほど肝心なところにいくまでに説明を書かねばならず、自ら迷路にはまりました。残念!
 あと、大方の私の話には、現実に起こったエピソードなどで「裏づけ」があるのですが(だから自分的には面白いのだけど)、「この実例を書いたら一発でわかるけど、人様のプライバシーにかかわることを簡単に書いてはいけねえよ」という心で(当然だ)、それも無理。重ねて残念。

と、ひとりでこれだけ悩むあたり、完全にマニアだ!と自分でも思うわけです。こくこく(うなずく)。だがいいでしょう。認めますとも。「マニア世界を制す!」それくらい私にとっては心の冒険なのです。かといって、人にそのまま出しては「マニアックの押し付け」です。それがわかっているところがつらい。あくまで受け取った人が「楽しく消化できるような範囲・濃さ」でなければ……
(ここで、「編集者魂」も主張するので、ますます収拾つかず)。

(……ほかにも理由はあるのですが、まあ、おいといて)そういうわけで、書くからには何か役に立ちそうなことを書きたいタイプの私(ずばりそういう星まわり生まれ。大当たり)としては、何を書いたらいいのかぜーんぜんわからなくて、何回も締め切りをふっとばしました。すいません。

 ですが、神様はいらした。「あ、これなら書けるな」という星の話がようやく見つかりました。
ずばり「どうしたら自分で自分を占えるようになるか」です。ノウハウです。
ふー。これならどう考えても役に立つ。
しかも現実にものすごく聞かれるから、市場のニーズの裏も取れている。

さらに、実際に試さないにしても、「どういう段階を踏んで“占い脳”(というものがあるのかわからないけど)が状況を判断しているのか」みたいなことは大体の人が「へえええーーーーー」といってさらに話が長引く部分なので、まあ、誰が見てもそこそこは面白いのかも(急にちょっとだけ弱気になる)……と思ったわけです。
 あ、もちろん、実際に試してみて下さると、多分何かしら新しく自分の世界を「解析しなおす」きっかけにはなると思います。 それがすでに「自分を占う」ことの始まりであり、おそらくすべてでもあります。

どうかしら?

 まあ、お返事をまたずに書いちゃうので……許してください。
ああよかった。なんだか自分が一番すっきりしました。

私の夢(?)は、「世界中のみんなが、自分のことは自分で占えるようになること」です。まあ、必要とする程度の差はあるでしょうけども。
自分に必要なことは自分が一番よくわかる「可能性」があるはずだ、と思うからです。

星を見る感覚は、「運動神経」なんかとすごく似ているのではないかと思います。たとえばバスケは、練習すれば誰でもとりあえずはできますよね。うまいへたは考えないとして。でも、ドリブルがスムーズにできるようになるには、すごく個人差があるし、同じだけ時間をかけても、どこまで進歩できるかはやっぱり個人の資質、つまり「運動神経」がものをいう部分だという気がします。
 でも、「程度の差はあれど、バスケとまるっきりちっともちょっとも関われない」人、というのはいないんじゃないでしょうか。バスケは誰かだけのものではない。みんなのものですよね。これと「星を見られるか」みたいな話は、同じ質の話だと、私は思っています。

星の同じ話をしてもすぐわかるとかわからないとか、ぴんと来るとか来ないとか、もちろんそういう差はあります。また、「星占いの世界観みたいなものが肌に合わない、あまり必要としない人」または「同じ感覚に、違う方法論で行き着いている人」というような例もあるので、そういう場合はそれが正解だと思います。彼らはバレー選手、もしくは陸上選手なのでしょう。
 でも、もし星の世界に「そうか、そんなこともあるのかも」なーんて気分になることがあるとしたら……。
ようこそ!バスケワールド、いえ星の子ワールドへ。それだけで素質大有りです。

そうなの、だって世の中には「そんなうさんくさいものは信じないよ」みたいな「頑固爺さん?」(だが不思議と毛嫌いする人ほど後にはまる)な感じではなく、「最近●●な気分なんですよ〜。どうですかね〜」「へー。よくご存知で(ただいま●●な星まわり)」っていうような、星の野生児もいますからね。そういう人には必要ないな、と思うの。十分あなたは神様と直流つなぎだよ、と。
 だが、重ねていいますが、本当におもしろいのですよ。しかも星と関わっていくと、誰もが神様と直流つなぎだった…みたいな気分も思い出します。「天が見てる!あきらかに見てる」みたいな。それがどうやら生まれ持っての感覚で、別に知識でも特殊超能力でもないらしいってことも。

話がおそろしく長くなりました。すみません……。
ですので、次回から本題「どうしたら自分で自分を占えるようになるか」を段階的に書いてみたいな、と思います。よろしくお付き合いくださいませ。

〜その22〜
2009年の雲行き
水瓶座木星のすごしかた

〜その21〜
占い師の所見
「運命ハンター」

〜その20〜
木星とわたしの12ヵ年計画

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