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2009年7月20日
NANO-MUGEN FES
横浜アリーナ


観劇はしてるけど、観劇日記がまったく進まない。
宿題を残したまま新学期を迎えてしまった小学生の気分。
先生、すみません。そんな気持ちです。

気分を変えて、今回からタイトルの観劇の文字の漢字をやめてみました。
漢字をやめたからといって「すらすら」書けるわけではないと思うけど、
演劇にこだわらずに、きまぐれに書いて行けたらいいなぁと思います。
リニューアル(なのかな〜?)第一弾は音楽です。
どうぞよろしくお願いします。


5月に恋したロックなスピッツをまた体感したくて、
「NANO-MUGEN FES 2009」に初参加。
あたりまえですが、フェスって指定席はないし、時間は長い。
ASIAN KUNG-FU GENERATION風にいうとアダルトチームで、
すぐに座り込む私はフェスに耐えられるのかと心配してたけど、
でも「NANO-MUGEN FES」は初心者に優しいフェスでした〜。ステキ。
クーラー効いてるし、頑張らなければ座席でゆっくり聴ける。
トイレも普通にきれい。

一緒に参戦したTちゃんはアダルトチームではないから、
アリーナ行きたかったかな〜とも思いつつも、
初めに座った座席がいいところだったので動きたくなくて、
ずっと同じ座席にいました。(ごめんね)
欲を言えば、座席でご飯食べたかったなぁ。
場所取りは禁止なので席から離れられなくて
おいしそうな屋台がいっぱい出てたんだけど、
ちゃんと食べに行けずにお腹が空きました(笑)

しかし、音楽ってすごい!
文字通り何万人っていう観客を音で楽しませてくれる。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが
「フェスで争いごとをする人は馬鹿だ」って言っていたけど、
わかるなぁ。ハッピーな空間だもの。イライラなんてしたくない。
同じ馬鹿ならバカみたいに音に浸ります。
だから知らないアーティストだって、知らない曲だってへっちゃら。
音を感じればいいだけ。

会場全体が見渡せる場所で聴いていると、アリーナで踊っている人たちの手が、
にょろにょろのような草原のような未知の生命体にみえて、
ずっとその先にいる9組のアーティストはお星さまみたいにキラキラしていて、
とてもきれい。

そしてお星さまはそれぞれの方法で、音を届けてくれる。
それは上から音が降ってきたり、鼻から肺を響かせたり、
体全体で楽しませてくれたり、ゆるっと笑わせてくれたり、
胸にすっとしみ込んできたり、驚きのパフォーマンスで脳を刺激したりして…
足下がゆれるほど盛り上がった、それはそれは楽しい9時間だった。

しかし、そんな幸せな音楽の時間も終わり帰宅すると、
親に「犬(トイレのしつけに失敗した11才)が
今日う◯ちをしていないからよろしく」と言われたので、
おトイレに連れて行き、「う◯ちする?しなさい〜!」と犬と戦うはめに。
しかも引き分け。(出たけどトイレからはずした為)
どうなんでしょう?23時に犬に向かって「う◯ち」を連呼する34才の女って…
もう現実へ一気に引き戻される。しょぼーん。

悲しくなったので、Tちゃんに借りた「放浪隼純情双六」
(スピッツのライブDVD、すっごく欲しいのに、
なんで売ってないの〜!誰か譲ってください!)を観て、
もう一度あのハッピーな空間へ逃避したいと思います…

それではまた、きまぐれな日に。

そうそう余談ですが、横浜アリーナの2階席は可動式で、
座席の間に1センチほどの隙間があります。
もし落とし物をしたら絶対に拾えないそうですよ。
注意のアナウンスを何回かしていたので
「こんなせまい隙間に誰が何を落とすだろうね〜」なんて
思っていたら、私がまだ読んでいない小冊子を落としました。
みなさまご注意を。

カンゲキ日記7
「グループ魂ツアー09」
Zepp Tokyo

カンゲキ日記6
「桜姫」
シアターコクーン

カンゲキ日記5
NANO-MUGEN FES
横浜アリーナ

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