夢見る大人のWEB MAGAZINE
茶柱横町入口へ
斎藤忠徳のページへ ジュミック今井のページへ 小泉直子のページへ 古山拓のページへ にしごりるみのページへ 松元まり子のページへ 梶原初映のページへ おたこのページへ 小谷中 清のページへ 白やぎ黒やぎのページへ オオノ・マユミのページへ 清水 大門のページへ 沼尻 昌子のページへ 藤原 寿子のページへ ふじわら かずえのページへ 小幡 亨のページへ 山田 博之のページへ 坂東 信一のページへ
みたけさやかのページへ サイトウトモミのページへ 赤江橋洋子のページへ 井上明のページへ 仔鹿リナのページへ まえがまちえのページへ キムテイのページへ 大野舞(デナリ)のページへ 荒木典子のページへ フクチマミのページへ 本庄慧一郎のページへ 田中ひろみのページへ 岩井美代子のページへ 柏木敬太のページへ 大森 秀斗史のページへ 銀扇のページへ 山森 洋一のページへ 谷口純平のページへ
茶柱横町入口へ
 
 
プロフィールを見る
前を見る 次を見る

004 「岡山の中学に講演しに行く」

今岡山に住んでる高校時代の友達から、ひさびさに電話がかかってきた。
 なんでも中学校のPTAの役員をやっていて、毎年いろんな人を呼んで講演会をやるのだが、有名人を呼ぶほど予算がないので、何冊か本を出してる私に講演会に来てくれないのかというのである。
「えー中学生? 話聞かないんじゃない?」と渋る私に、
「そんなことないよ、うちの学校は聞くほうよ」というので、引き受けた。

何度か、電話で打ち合わせをしていると友達が、
「うちの子、こないだ高いところから飛び降りて、着地したところに石があって粉砕骨折で手術したのよ」と言う。ちょうど、先日私の家族も手の指を骨折したばかりである。
「いやねー。お互い気をつけなきゃね」と笑ってたら、私も1週間後、骨折した。
 家の階段で靴下が滑って思いっきり尻もちを付き、足を壁にぶつけたのだ。痛くて痛くて仕方なかったが、夜中だったので明日の朝1番に病院に行こうと眠れぬ夜を過ごした。病院で診てもらったら、尾てい骨にヒビと右足人差し指が剥離骨折だった。どうりで痛いと思った。
 骨折なんて人事だと思って笑っていたので、天罰がくだったのかもしれない。足は固定具をはめられ、こんなので岡山なんか行けるのかな?と思ったが、1週間もたつと痛いけど意外と普通に歩けるようになった。

しかし、不幸はまだこれだけではすまなかった。
 岡山空港に迎えに来るなり友達が言った
「ひろみに、謝らなあかんことがあるねん」
「え? 何?」
「明日岡山の観光案内するって約束してたけど、今朝急に義父が危篤になったって連絡がきたんよ」
「えっ!!!! ほんならすぐ病院に行かなあかんやん」
「ずっと入院してて、前にもそういうことがあってんけど大丈夫やったし、前々から今日は何があっても病院には行かれへんって言ってあるし、子供も学校に行ってるし、とりあえず今日はいいねんけど、明日は亡くならんでも亡くなってもどっちにしても案内はでけへんわ」

そりゃそうである。観光どころではない。でもとりあえず、お昼は岡山名物のえびめし(ソース風味のえびピラフみたいなもの)を食べた。中学に向う途中に友達の家に立ち寄ると、義理の父が亡くなったという連絡がはいっていた。前々からいつ亡くなるかという状態で覚悟が出来てたし、今更病院に行ってもしかたないと友達は言い、そのまま中学校へ。校長室に通されるが、校長は不在。なんと、校長も不幸があって出かけてるらしい。もしかして呪われているのか? よりによってなぜ今日不幸が続く。
 しばらくして、「寒いですよ」と脅されて、講演会をやる体育館に向う。確かに寒い。観客は中学3年生(2クラスしかない)と、その親が何人か。あと、私のファンの人も聞きたいと2名やって来ていた。


WAVE出版刊
『夢をかなえる日々のコツ』

講演のテーマは「夢をかなえる日々のコツ」。まぁいえば、本の宣伝も兼ねつつ、高校受験を目前に控え将来を考え始めた中学生にいいかなと思った内容だ。
 私は子供の頃から絵に関する仕事につきたいと思っていたが、両親に「絵じゃ食べれない」と反対されやむを得ずナースになったこと。ナースを辞めてからセツ・モードセミナーという絵の学校に通いながら、何百社と売り込みにいってけなされてもあきらめずに売り込みし続け仕事をゲットした話。本をどのような経過でだ出せたか。願ったことをあきらめずに日々続けていけば夢はかなう。というようなことをしゃべったんだけど、案の定3分の1くらいの生徒は、友達とおしゃべりしたり寝ていたりと聞いてなかった。やっぱ聞かないと思ったのよねー。
 講演が終わると、生徒の代表者が「先生のお話はとっても僕たちの将来役に立つと思います」とあからさまに、講演を聞く前から用意された原稿を読んで花束を渡してくれた。(でも後日、ここの生徒から「センセーの話、結構タメになりましたよー 」とメールがきて、ちょっと感動した)ま、終わってほっとした。

講演が終わった後、ファンの人と夕飯を食べに行く約束をしていたので、友達と別れファンの人と合流。私の本を読んでくれて、「岡山に来ることないですよね?」とメールをくれ、ちょうど岡山に来ることになって、会うことになったのだ。
 二十歳の子供がいるというので私よりかなり年上の人が来るのかと思ってたら、4つしか変わらない感じのよい女性だった。バツイチで、10歳年下の彼氏連れで来ていた。うらやましい。

岡山市内に向かい、予約しておいてくれたこじゃれた店でとってもおいしい創作和風料理をいただいた。そこは、ファンの人の彼氏がご馳走してくれた。ありがたや。
 そして次の日も、そのファンの人が桃太郎伝説の大きな備前焼の狛犬がいる吉備津彦神社や、大きな鳥居の最上稲荷など連れてってくれた。
 いろいろあったけど、岡山を結構満喫できてよかった。


吉備津彦神社前の弱そうな桃太郎と家来たち


吉備津彦神社の備前焼の狛犬

032
いちご電車に乗って、
たま駅長に会いに行く

031
鬼太郎の町、
境港へ行って来た

030
キッコーマン醤油工場
見学に行って来た

バックナンバーINDEX
前を見る 次を見る
| 著作権について | このページのトップへ | 茶柱横町入口へ |
2005-2009(c)CHABASHIRA YOKOCHO All Right Reserved