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002 韓国一人旅(ソウル編)


釜山からセウマウル号に乗ってソウルに着き、どこに行ったらいいのかよくわからず、とりあえず有名なロッテホテルに向う。そこから出ている1日観光バスツアーがあると、ガイドブック「地球の歩き方」に載ってたのだ。

行ってみたら、確かにバスツアーはあったが値段が高いのでやめておくことにした。そこでお腹も空いたことだし、韓国留学生の友達が「おいしいからぜひ食べてみて」と言っていた「参鶏湯(サムゲタン)」を食べに行くことにした。

サムゲタンとは、鳥まるまる一羽のお腹に高麗人参やモチ米、なつめ、にんにくなどを詰め、長時間じっくり煮こんだ宮廷料理のことだ。高麗人参がはいってるので薬膳料理としても食べられている。
 しかし、そのサムゲタンを食べようにも、韓国の町は看板も表示も何もかもほとんどハングル文字。表から何屋さんであるか判別するのが難しい。

しかたがないので、通りすがりの気のよさそうなのサラリーマン風のおじさんに日本語で「すいません、この辺でサムゲタンのおいしいお店はありませんか?」
と聞いてみた。
 すると、運のいいことにそのおじさんは日本語がペラペラだった。
「日本からの観光ですか? おひとり? サムゲタンのおいしい店知ってますよ。ちょうど僕もこれからお昼ごはんを食べようと思ってたので、ご一緒しましょう」と親切にお店まで案内してくれた。

初めて食べたサムゲタンは病みつきになりそうなほどおいしかった(後に他の店で食べたときはそうでもなかった)。しかもそのおじさんは、ご馳走までしてくれた。韓国では、あまり割り勘とという風習はないらしい。

そのおじさんと別れ、また地球の歩き方を見ながら観光地をぷらぷらしてたら、日本人のおじさんが5、6人で写真を撮ろうとしてたので、「押しましょうか」と言って写真を撮ってあげた。
 すると「一人で来てるの?」「どこから来てるの?」「どこに泊ってるの?」といろいろ矢継ぎ早に質問された。

私は、一人で旅行してること今晩泊る所の当てはないことを告げた。
そしたら、そのおじさんたちは
「女の子一人じゃ危ないよ、ぼくら貸しきりで観光バスで回ってるからいっしょに乗りなよ」と小さな観光バスに乗せてくれた。
 おじさん達は、友達同士で大分から旅行に来てるそうだ。寺とか観光地をひとしきり観光して、すっかりそのおじさん達と仲よくなった(今もだが、私はなぜか年配の人のうけがいい)。
 夕食は焼き肉屋に連れてってくれた。今まで見たこともない、たこキムチやイカキムチやいろんな種類のキムチが出される。どれもすごくおいしい。しかも焼き肉もどれもやわらかくてジューシーで、とくに骨付きカルビは初めて食べたが、今まで味わったことのないおいしさであった。私一人では、とてもこんな豪華な食事にはありつけなった。

肉料理に満足してる私に「今晩泊るところ決まってないんだろう?俺達の部屋1つあけるからそこに泊まりなよ。どうせ、おれたちいっしょに夜中まで飲んでるから、部屋1つくらいあけれるから」 と言っておじさん達はホテルの部屋まで用意してくれた。
 よくよく考えるとまだ21歳の小娘が、おじさん達が泊るホテルにのこのこついていくのはとってもデンジャラスなことだったように思える。しかし、なんかそういう雰囲気でもなかったので、安心してのこのこついていって泊めてもらった。
タダで。そして翌朝の朝食は、テーブルに所狭しと並べられた韓定食。約20種類ぐらいの料理が小さな皿に並べられて圧倒された。
 朝ご飯をおいしくいただきおじさん達と別れ、今度は韓国で京都のような歴史のある町の慶州にむかった。わりと安めの半日観光バスがあったので、乗って観光した。でも、案内は韓国語と韓国訛りの英語だったので何をいってるのかさっぱりわからなかった。まあ、説明されても韓国の歴史はあまり勉強してないのでわかんないんだけど。

そしてまた釜山にもどり、関釜フェリーに乗って無事日本に帰ってきた。

今振り返ってみて、あんな無防備な旅はもうできないなぁーと改めて思う。若いってほんといろんな意味ですごい!。

032
いちご電車に乗って、
たま駅長に会いに行く

031
鬼太郎の町、
境港へ行って来た

030
キッコーマン醤油工場
見学に行って来た

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