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〜その25〜
Meaning of life その3

みなさま、大変〜〜〜〜〜〜〜〜〜お久しぶりです。
お久しぶりがいつものあいさつになっていてすいません。

その後も、すっかり日々自分のブログにて
占いを書くことが日常になっており、
そういう意味では大変モーーーーレツに活動しております
(季節とあいまって、汗だく)。
あ、移動しています。
http://ameblo.jp/astro-martha/)です。
勉強もスポーツも、毎日やると地力みたいなのがつきますけど、
占いもそうらしい…と最近気がつきました。
磨けば磨くほどクリアになる窓のように、一段とよくわかる最近の未来…。
未来鮮明です。楽しいです。何より自分が。

また最近「茶柱のほうも続きよろしくです」と、
ブログに書いてくださる方が登場するようになり、
「おっ!そうだった!」と思ってあわてて戻ってきました。
こっちもちゃんと書き続けますので、
まだしばらくお付き合いください。


ほんで今回は、Meanig of Lifeの続きですね。3回目。

●蟹座の目的:「愛と平和をパトロールするのが蟹座の人生」

「…愛と平和って、むしろ天秤座の領域じゃないんですか?」と、
占星術をご存知の方にならいわれてしまいそうですが
(よくそういうニュアンスのことが書いてある)。

違いますね。蟹座です。
先にこっちを否定しておきますが(おいおいそっちで書けばいいのですが)、
「本気で愛と平和について尽力している」天秤座は、まだ見たことがないです。
あ、ジョン・レノンがいましたね。彼は本気そうでしたね(笑)。
まあ、リアルに見たことはないか…。
いやいや、もちろん彼らなりに、というか彼らには確かに
「この世が平和でありますように」っていう願いの強い人たちです。
おそらく12星座内でも筆頭かその次くらいね。

でもニュアンスが違うの。

今回の主人公のほうに焦点を当てて話しなおしますが。

蟹座についてよく知らない人に
「蟹座ってどういう星座?」って聞かれたとき、
大体セオリーでいうと(本当にセオリーなのかよくわからないけど)、
「お母さん的な(母性の強い、やさしい)星座だよ」って一応答えます。
ですが、微妙にうそです。というか、
「そのはずですけどね。見たことないと思うけど」って感じかしら。
蟹座、そして獅子座について私はよく思うんですけど、
特にこの2星座から見ると、今の世界はすんごく生きづらいんじゃないかしら。
彼らはほかに比べて、
かなり“古典的な資質、人間の根源的な性質”が持ち味で
(蟹座なら大地的な、与える母性、獅子座なら計算しない勇気や寛大さ)、
それは「今の時代にあまりフィットしない、育ちにくい、評価されにくい」
ものでもあると思うんです。
だから、あんまり
「ものすごくうまいことやっている蟹座」を見たことがないのだ。
蟹座のせいっていうか、世の中のせいだよね。

…この辺も想像でしかありませんが、逆に少し前の世紀だったら、
この2星座は天下とってたんだよね〜。多分。
戦国時代とか、ちょっとこういう資質がないと、
相当生きづらかったんじゃないかと思うんですよね。思わない?
(よく水瓶座に関わる部分には
=前世で革命家や、社会に一石投じる存在として、はみ出ていた…」
的なことが書いてあるんだけど、
確かに戦国時代の水瓶座って、はみ出る(笑)。
革命でも起こすしかない。その分今は個性を重んじる世界でよかったね。(笑)

さて話を戻して。
完成形としての蟹座は、
「安らぎと包容力の強い、かつ生きるエネルギーに満ちた、
母性的&地球的な人格」
なんですけど。
現実にはっきり見たことは少なくても、
私はやっぱり
「蟹座の人たちから感じる愛情の性質は、母親のそれに似ているな
と思うんです。

お母さんから見れば、優秀な子だろうがうっかりな子だろうが、
わが子はわが子。確かに優秀な子のほうが、
のちのちを考えれば「生き残るべき存在」なのかもしれないですが、
そんなことを考えるのは「種族の存続を目的として考える」のが仕事の、
社会的な“父親”だけで、
“母親”は「どんな子でも、わが子は絶対生き残らせる。
そのためなら何でもする」ことが仕事なんじゃないでしょうか。
たとえ、それが配偶者と対立し、殺すことになってもね。
…子供からしても、生まれた瞬間から、
産んでくれた等の相手に「品定めされている」なんて、本当に悲劇だもんね?
(でも、今の世界のお母さんにはこういう品定めも多々あるように思いますけど。
そう考えると、相当おそろしい世界だね)。
神話とか民話とか、昔の物語によく
「絶対それだけはやってはいけないのに、わが子かわいさに禁忌さえも犯す母親」
って出てきますけど、まあ、相当私たちの頭から消えている情報ですが、
お母さんって、そもそもそういう存在でしたよね。
で、「それを許されている存在」でしたよね。

…今の世の中で、こういう「超法規的手段に訴える」ことを、
誰かがやらかすとしたら、それは蟹座だと思うんですよね。
行動力と、ある種の勇気がなくてはいけない。
何か強い目的意識を持ち、
思い込んだらたやすく揺らがない一途さも、ないとならない。
かつ、恐ろしいくらい主観的でないといけない(笑)。
蟹座だ。

私が「蟹座は愛と平和に関わっている」と感じる根源も、
この辺から来てます。
蟹座って、基本的にはすごく身内意識が強くて、
「内側と外側」を分けます。だってよその子よりうちの子だから。
飢えたら、黙って外の子殺してきて、うちの子に食べさせてでも、
生き残らせようとするところがある。そういうところはものすごいです。
「生きるということに対しての、根源的なファイト」
は、本当に尊敬に値します。さすがホロスコープの底、天底を守護する星座です。
そういうお母さんに守られて、子供は育つべきなんだよ。
そうして無条件に愛されて、
初めて、人にも愛が返せる人間に成長できるんだからさ。
また、「常に愛情の対象を探しているので、
範囲を拡大しようと思えば、拡大していける」のも、蟹座の特徴なんですよね。
だから、「戦時中に人を集めて炊き出しして、
飢えている人たちにおにぎりくばって食べさせる」みたいなことも、
すぐにやるね。多分イキイキして。

自分が何とかしないといけない世界が、
家族から共同体に拡大するってことですよね。
これ、星座によっては、いつなんどきでも「自分のことしか考えられない」、
場合によっては、
「自分の生存に対しても、いまいち責任が持てない」的な人もいますか。

「とりあえず寝る場所さえあればなんとかなる」とかいって、
やる気失っている人を元気付けて働かせて、小屋とか建てちゃうし、
野党が出ると聞いたら、男たちにはっぱかけて自衛段とか組織するし、
「家のためだからね」といって、敵将にも腹くくって嫁いでいって、
そこでも自分を慕ってくれる側仕えとかたくさん作って、
かつ子供もいっぱい産んじゃうんだよ…。
おっと、また戦国時代にいっちゃった
(別に時代ものファンではありません)。
だが、こんなイメージを持つと、
何か妙にわかりやすいでしょ。リアルでしょう。

● 蟹座は「適者生存の法則」とか、
 うまくやった賢いものが勝ち残る…みたいなのはすきじゃない
 (強いやつが勝ち残るんだ、的発想が苦手)
● 弱い人が損をする(現代的にいうと「主張しないやつが悪い」
 みたいなシチュエーション)が嫌い
● だから、“自分に関係なくても”「そういうのはずるい!」と、
 多々主張する。結果、おせっかいといわれる
● 事実、おせっかいな場合もある
● 「自分さえよければいい」みたいな人間が一番の敵
● とかいって、蟹座自身も「あんまり客観的な人間ではない」=あなたはあなたで、
 結構自分の理屈さえ通ればいい、ってタイプの人間であるってことは、
 気づいていないことが多い。…なぜなら大体始まりが“善意”だからだ
● だが、その“善意”が、「相手にとっても、本当によいことかどうか」までは
 深く考察していないことも多い。そういう意味では、
 多々自分勝手(そういうところも母親的)


…ウケる(笑)。いや、本当に愛すべき人ですよね。

蟹座の「愛と平和」活動って、先にも書きましたけど、
すごくリアリティーに基づいています。食べさせ寝させ、
「人間の根源的な欲求」をまず満たそう、
その点を平等に扱おうとしているところがすばらしい。
かつ、「あいつは偉いから三個、こっちは貧乏だから一個」とか大嫌い。
そういうところもすばらしい。
たくさん働いてみんなのためになっているから二個ね、
とかは許せるけど、基本みんな同じだ。
むしろ子供や病人はいっぱい食べろ!っていうのが、蟹座の理屈。
だかこそ、強くもあるし、機転が利かないというか、
融通が利かないほどスケールでっかくもあるんです。

これと比べると、少し余談になりますが、
天秤座の「愛と平和」は観念的ですね。
確かに、愛と平和を心に描くことは本当に大事だし、
何事も「理想の状態を思い描くこと。まず心ありき、そして実行」
っていうのは、広い範囲に効果のあるものだと思うんですよ。
おにぎりより理念のほうが、言葉のほうが遠くまで届くしね。
そういうのが、天秤座の戦術なんです。
でも、蟹座は違いますね。
もっとずっと草の根的だし、理念とか、そういうのももちろんありますが、
そういう政治的な活動には、
あーんまり向いてはいないのかもなあと思います。
まあ、極端な話、協定を結ぶために敵の元首と握手とか、何かできなそう。
もちろん腹をくくってやるときにはやる人たちですが、
顔に「絶対許さん」って出ちゃいそう(笑)。
上からじゃないんですよね。平和であればいいと思っているけど、
それは理屈じゃない。天秤座が“究極の理想値から、
現実に向かって下がってくる”星座だとしたら、
蟹座は“現実を理想に向かって、押し上げようとする”星座。
「何か、概念のためにものを動かそう」とはしませんが、
「今を心底生きるために、世界を乱すものは許さないぞ」とは思っている。
だからこそ、パトロールなんですな。

こういう人、確かに今の世の中向きかはわからないけど、
「…そういう人はやっぱり世界にいてほしいな」
って思いません? 私は思いますね。

蟹座のみなさん。
もっともっと、愛情深くなってください。
「だって世界が答えてくれないから」と、出し惜しみすることで、
あなたの才能がそもそも流れ出ないのを、すごく惜しく思います。
どれだけ出したって、あなたの愛情は決して枯渇することはありません。
だって源は地球につながっているんだもん。
愛情というものを、もっと大きく理解してください。
あなたを照らす太陽、あなたを生かすパン、あなたを癒す布団。
すべてがあなたを愛しているように、すれ違う小さな犬や、
連絡してくる電話の相手、買った荷物を詰めてくれたレジの人、
笑いかけてくれた友人や恋人、そもそもあなたを生んでくれた家族まで。
ささやかに、でも確実にあなたに愛をくれる存在は、世界に無限にいます。
どっちが先に示したから勝ちとか、負けとか、そんなしくみはありません。
「愛は、先に出したもの勝ち」
それをあなたは一番よく知っているはず。
たくさんお金を持っているなら。
持っていない人におごってあげたっていいでしょう?
愛情もそれと同じです。
豊かな人は争わないものです。
持っているから先に愛す。
愛された人もうれしい。愛したほうもうれしい。
それでよくないですか。

◆非蟹座さんへの、対蟹座アドバイス
・おそらくみなさんの想像以上に単純な人たちですので、
 彼らに対し「悪意的な解釈をせず」にいてあげてください。
 間違っているときにははっきりいったほうがいいけど、他意は多分ない
・「母性って女だけでしょう」と思っている人、
 それは絶対ない。男の“母性”を計算しそこねると、痛い目みるぞ
・まず「相手に共感して、最初に敵ではないことを示す」ことは大事です。
 最初が大事。敵とみなされると、解除するのが大変(ほぼ無理)。
・ 善良だからといって付け込まないように。
 蟹座はやさしいが「付け込むような奴は殺す」
 ぐらいに本当に思っています。殺られます

まあ、今回は蟹座だけで…。
獅子座を書くと、またこの倍になるからですが。
1星座分にしては長いですな(またもや)。
おかげで(?)、また私、蟹座のことがよくわかりました。
他の星座にも思いますけど、「今与えられている時代の、
世界の中でうまく適合するように、
自分という個性を発揮していく」っていうのは、結構難しいですよね。
地声より大声出したり、逆に声を潜めたりしないといけないシーンが多い。
これまでの時代を生きた人たちも、みんなそうだったんでしょうけど。
でも、そんなことに関係なく、
生まれ持ったままの自分でどーんといきたい!っていうのも事実。
時代に合わせ調節する巧みさも、
でもいざってときにはなりふり構わず自分を突っ込むエネルギーも、
同時に持ち合わせる必要があるんだな。
よく私はそう考えています。
何にせよ、「情報は力」ですわ。自分を知るにも他人を知るにもね。

少しでもお役に立てれば幸いです。
ではまた。なるべく「久しぶり」になりませんよう…。

その29
喜び多き
2013年になりますように!

その28
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