茶柱横町 茶柱横町入口へ
 
 
プロフィールを見る
前を見る 次を見る


063
『田中ひろみと行く!はじめての仏像」〜群馬編〜』



あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

私は今、毎月「毎日新聞旅行」と、
春と秋に「はとバス」で仏像ツアーの同行講師の仕事をしている。
毎回違う場所に行っているのだが、
前回行ったはとバス
【田中ひろみと行く!はじめての仏像」〜群馬編〜】
の内容を紹介をしたいと思う。



新宿駅を7:30出発し、バスの中で私が仏像講座。



そしてまずは、群馬の水澤観音に到着。



水澤観音は、正式名は五徳山 水澤寺といい
坂東十六番札所で、観光寺としても賑わっている。
駐車場横の新しい釈迦堂で、
たくさん並ぶ仏像について解説。
二十八部衆や円空仏など
様々の種類の像を間近で拝観することができる。
そのあとは、境内を自由散策。
ぐるぐると六地蔵を回すことができる六角堂は、
左に3回転させるとご利益があるとか。



本堂の前の普段を降りたところにある 山門に無料で登れることは、
意外と知られてない。
山門に登る階段が急で暗いけれど、
登ると釈迦三尊と羅漢像が目の前で拝める。

お昼は、三大うどんの一つとされる水沢うどん。



ちなみにあとの2つは讃岐うどんと稲庭うどん(他説あり)。
水沢うどんは、水澤観音付近で参拝客向けに提供されたことが始まり。
コシと弾力がありつるつるした白い麺の冷たいざるうどん。おいしい。
うどんは、お代わり自由なので、みんなお代わりしていた。

それから、高崎の達磨寺へ行って、達磨の絵付けをする。



達磨寺は、高崎だるまの発祥地。
高崎だるまの特徴は、眉が鶴、ヒゲが亀の形と、
めでたい姿が描かれていること。



色とりのダルマから好きな色を選び、
最初は墨で描いて、あとで金で描く。



鶴や亀を描かなくても自由に描いてOKで、楽しい。




達磨寺の御朱印は、ご住職に「御朱印はスタンプラリーではなく、
写経を納めた証の印」というお説教をしていただき、
写経を奉納してお経をよんでいただいてから、受けることができる。
御朱印帳が、だるま柄で可愛い。




そのあと、高崎観音へ。
観音像は、山の上にあり遠くからも見える。



まずは、本堂の内陣に上がらせていただき、
ご本尊の聖観音を拝ませていただく。
それから、高崎観音の後ろから中に入って階段を登る。
一番上の9層目は、高崎観音の肩あたりだ。
とくに展望台があるわけでもなく、小さな窓から外を覗くだけ。
階段の途中には、様々の仏像が置かれている。
おみやげ屋さんで売られている観音最中が可愛いい。



小豆あんとゴマあんの2種類。
自分の治したい所から食べて観音様のご慈悲を頂くそうだ。
頭から頂いた。

最後は、約一時間くらい離れた太田市の長楽寺へ。
長楽寺は、今も広い境内だが、かつてはもっと広大だった。
東日本最初の禅寺と言われ歴史あるお寺。
江戸時代には天台宗に。
三仏堂には、大きな如来像が三体も並び圧倒された。




長楽寺の手前には、東照宮も新田荘歴史資料館もある。
東照宮の末社に祀られていた猿神さまが可愛かった。



そして、旅は終了し新宿で解散。

盛りだくさんの「はとバス」で仏像ツアー、
ぜひご参加下さいませ。

*
新刊出ます。



1/30「マンガで学べる仏像の謎」(JTBパブリッシング)より。
オールカラーのマンガで、楽しく仏像のことが学べます。
http://wk.tk/6maVey

Let's Tweet
usagitvをフォローしましょう

068
『豊橋ハリストス正教会』

067
『大好き!着物』

066
『仏像に変身した私』

バックナンバーINDEX
前を見る 次を見る
| 著作権について | このページのトップへ | 茶柱横町入口へ |