その13
黄色のヒヤシンス
今年の冬は特に寒いですね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
先日、我が家ではちょっとしたアクシデントがありました。
TVの電波の点検に来たお兄さんが帰った後の事。
ふと窓際を見ると、
なぜか水栽培のヒヤシンスの花が床にバラバラと散らばって、
なんと茎もポッキリと折れていました。
突然の出来事に、
最初何が起きたのか理解できませんでしたが、
きっとお兄さんの重そうなカバンが
あたってしまったのでしょう。
黄色は初めてだったので、
とても楽しみにしていて、
あと数日で満開、
明日は写真を撮ろうかと思っていた矢先でした。
写真は折れる数日前のヒヤシンスです。
最初はただ痛ましくて見るのがしのびなかった花も、
小皿と花瓶に移し、
きれいに写真を撮り眺めているうちに、
「傷ついても、折れても、花は花。最後まで愛でて命を全うさせてあげよう」
それが花への礼儀だなと、そんな気持ちになりました。
傷ついてもなお、けなげに開いてゆく花を褒めてやり、
美しさを堪能しながら
より印象深かった今年のヒヤシンスでした。
2012.2.8
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