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032 いちご電車に乗って、たま駅長に会いに行く
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JR和歌山駅から乗り換えて
和歌山電鐵貴志川線のいちご電車に乗って、
猫のたま駅長に会いに行った。
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いちご電車は、白地に赤いいちごの絵が描かれた電車。
座席シートもいちご模様でかわいい。
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吊り輪や床が木で、いちごに雰囲気を合わせているらしい。
電車内は、いちごのポスターだらけだし、
連結部分はいちごの絵のれんが掛かっている徹底ぶりだ。
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貴志川線は元々南海電鉄の支線だったんだけれど、
赤字続きのため廃止が提案されていた。
沿線住民有志は反対運動に取り組んで、
廃止は撤回されて、
和歌山電鐵貴志川線として再出発することになった。
貴志川線は、和歌山駅以外はどの駅も無人駅。
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終着駅の貴志駅も無人駅で、
スーパー駅長の三毛猫「たま」と母「ミーコ(助役)」と
同居の「ちび(助役)」の三匹がいるのみ。
駅長と言っても、もちろん猫なので何もしない。
客寄せ猫だ。
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私が行ったときは、
三匹とも透明のアクリル板に囲われた中でひたすらお昼寝中だった。
大勢の乗客が取り囲みパシャパシャッとフラッシュを光らせ
写真をとってもびくともしない。ひたすら寝ている。
スーパー駅長の「たま」は寝ていてもちゃんと帽子をかぶっていてかわいい。
ゴムで脱げないようにかぶしてるようだ。
無人駅の横の売店では、たまグッズといちご電車グッズが売られていた。
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和歌山駅でも売られていたが、
たまグッズの種類はそんなに豊富ではない。
ぬいぐるみとかもっと種類をいろいろ増やせばいいのに。
しかも、この貴志駅は降りても観光する所はこれといってない。
これだけ観光客が来るのだから、
何か観光出来る施設でも作れば儲かりそうなのにと思ってしまった。
帰りは、ガチャガチャが搭載された
真っ赤な車体のおもちゃ電車に乗りたかったが、
1時間後にしかこない。
それで帰りは、いちご電車でもおもちゃ電車でもない
普通の電車に乗って和歌山駅に、戻った。
途中でおもちゃ電車にすれ違ったので見られてよかった。
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そして和歌山駅に戻り、
和歌山ラーメンの有名店の井出商店で中華そばを食べて帰った。
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