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<1>手紙にもおまけ


私は付録やおまけに弱い。
 ペットボトルのドリンクにおまけがついていればすぐに買っちゃうし、近頃は女性誌にもブランドのポーチやらミラーやら楽しい付録がてんこ盛り。
 こんなおまけ好きになったのも『小学〇年生』や『〇年の学習』などの【付録英才教育】の賜物か。夏の号には懐中電灯を組み合わせて遊ぶ幻灯機が付いてきて、おばあちゃん家の白い襖に映して遊んだ事があるし、一番古い記憶では箱に赤と緑のセロファンが予め付いていて、丸い紙に同じく赤と緑でバカボンのパパとかウナギ犬とかわざと重ねて印刷されているんだけど、セロファン越しに見るとパパに絡みついてたウナギ犬は消えて、バカボンのパパだけが出て来るとか。<←ビックリ覗きカラクリみたいなやつですね>幼ごころに不思議で不思議で。仕組みが分かってる今でもこういうのにワクワクしちゃいます。

 で、こんな私が思うのは《雑誌に付録が付くならば、手紙にもおまけが入ってたっていいじゃない》という事でございます。
 そこで今回ふじわらかずえ様宛てのお手紙にこんなモノを付けてみました☆





 何せ手紙に付けるおまけなのだからさり気ないモノに限る。そして出来ればショボい味わいがあれば尚よろし。
 そこでね、皆様。駄菓子屋で道草くってたあの頃の、店の壁を飾った商品でくじのような占いがあったのを覚えていらっしゃいますでしょうか!? めくれば何とも言えない理不尽な、はたまた上から目線の、ワケのわからない呟きにも似たあの占い…そう、それは『点取占い』。
 つい先日、久しぶりに引いてみたところ「ぐずぐずしてるとひどい目にあうぞ 3点」と脅かされ、「君に物を預けても大丈夫ですか 6点」と不審がられ、「君の事を悪く言わないよ 6点」と慰められ全くワケがわからない…!しかも挿し絵が老人のタッチなんだよー。線がヨレヨレしてて、少年を描かせると昔のカツオ君みたいな坊主頭のキャラばかり描いてるよ。昭和だよ。それも30年代あたりの昭和真っ只中だよ。

 だが、しかしそのまま封筒に入れるのでは面白くない。…パチもんを作ってみたくなるでしょう、そりゃ。オーダーメイドの『点取占い』。上から口調や何故か逆に質問系になるテイストを残し、相手に合わせたネタを盛り込みます。名付けて『茶柱占い』★
 送られたほうの迷惑も考えず、おたこはせっせせっせとこしらえたのでございます。

<編集者注●おたこさんの作った点取占い茶柱バージョンは、あくまでも個人の遊びの範疇で作ったものです。>

<3>
ECOでGO★〜道連れ編〜
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オリジナル会話予想台本
<1>
手紙にもおまけ
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