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日々の歌<6> ―八首― 洋行帰りの瀟洒な紳士 つばくろは

日々の歌<5> ―七首― 鹿ケ瀬の美(は)しき棚田のあぜに座し

日々の歌<4> ―七首― 犬に引かれ走ってゆきし人のあり

日々の歌<3> ―十首― 潮丸のしこ名と丸まっちい体ゆえ

日々の歌<2> ―八首― 十年後とそう簡単に云わないで

日々の歌<1> ―八首― 娘(こ)の髪に白髪みつけし秋の朝

雪、熊、燕 雪国に来たと知りしは 大雪に降りこめられし 三月のこと

木・草・花<3> ―六首― いづこより舞ひ来しものや花びらは

木・草・花<2> ―六首― いつのまに銀の帽脱ぎ穂となりし

木・草・花<1> ―六首― 淡黄の花むら包み立ちのぼる山霧に

蓮幻想 ―唐招提寺にて― 童顔の胎内仏や眠りたまふ

「ハマナス」「あざみ」「ほたるぶくろ」 以前住んでいた大和高田の北方に馬見丘陵公園という

日々の歌<9>
―七首―

日々の歌<8>
―五首―

日々の歌<7>
―七首―

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