茶柱横町 茶柱横町入口へ
 
 
プロフィールを見る
前を見る 次を見る

日々の歌<8> ―五首―

残命をはっきり知るはこわいけれど
じわじわじわとたしかに寄り来る



怪物の枕に見える南瓜が
ごろんと置かれる茶店の戸口



男手ともうかかわりなき吾なれば
釘一本打つもかなわぬ



犬が今笑っているというけれど
老眼か鈍感か とんとわからぬ



熊よけの鈴スーパーに売られたり
そろそろ大将のお出まし頃か

日々の歌<9>
―七首―

日々の歌<8>
―五首―

日々の歌<7>
―七首―

バックナンバーINDEX
前を見る 次を見る
| 著作権について | このページのトップへ | back issueの入り口へ | 茶柱横町メイン入口へ |