茶柱横町 茶柱横町入口へ
 
 
プロフィールを見る
前を見る 次を見る

木・草・花<2> ―六首―

いつのまに銀の帽脱ぎ穂となりし
猫柳はや猫にあらざり


エノコロが犬コロの謂と知りてより
思わぬ草のなつかしきかな


学名は知らね極楽鳥花とふ
珍しき花嘴開く


風信子(ヒアシンス)今は昔のほの甘き
記憶の小花寄せて房とす


ほととぎす鳥は知らねどこの花の
斑ら模様の珍しきかな


うたげの灯消えて桜はみづからの
花の灯りに夜を寝ぬるらし

日々の歌<9>
―七首―

日々の歌<8>
―五首―

日々の歌<7>
―七首―

バックナンバーINDEX
前を見る 次を見る
| 著作権について | このページのトップへ | back issueの入り口へ | 茶柱横町メイン入口へ |