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「もっと楽しく、自分らしく」生きるために使えるツールのひとつ。それが占いです。「怪しいんじゃない?」とか「弱いやつが頼るもの」なんて思うのはもったいない。使えるものは何でも使え!がモットーのまーさが、人生に役立つ占い活用法を伝授します

その2 厄年

<今回の主張>
男が厄年を妙に気にするのには理由があると思う(詳しくは読んでちょ)。 でも、どうせ気にするなら、もうちょっと広い視野で年齢とか 自分の人生の時期を考えてみるといいんじゃないかな。


こんにちはまーさです。ハイ第二回となりました。
二回目は何書こうかな〜と考えていろいろ思いついたのですが。
今回はこれ書いて、すっきりさせとこう作戦で行きたいと思います。
(本当はもっと占星術っぽいことをメインにしたいのだが、
でもその前に言いたいことがあるの意)

これも、ある一定以上の人数の男性にお会いすると、
一定の確率で出てくるこの台詞シリーズ・第二弾なんですけどもね
(笑。大丈夫これで終わりです)。

「僕、今年厄年なんですよ!」(開口一番

へえ〜〜〜〜〜………。

そうですね、もちろん世代層によりますけど、
新しい人三人〜五人くらいとお話しすると、
必ず一人はこの話題から入ります。そのくらいの確率だね!(笑)
だから私自体は、ナレナレに慣れているんですけども
(現に今年に入っても四人くらいそんなこと言っていた。今年は確率高いな)
&即、結論も言えるんだけど……一応黙ってうかがってます。

すると向こうが(おそらく痺れを切らして)
「な、何かお札貼るとか厄除けとか、やったほうがいいんですかね?……
大丈夫ですよね?」
みたいな感じでお話は続くのです(でもここでほぼ話は途切れる)。

この仕事につくまで、全然知りませんでしたけど。
男の人って
「…厄年、好きだね?すごく、ね?」
そう思います。

だってね、女性はそこまで厄年の話しませんよ?
(もちろん話題にはなるが、頻度が大違い)人生の中での厄年の数は、
女の方が多いのに、です。知ってます?お互いの厄年。

※男性の厄年は25歳、42歳、61歳、女性は19歳、33歳、37歳、61歳です。
これにそれぞれ前厄後厄の二年が加わります


つまり、お分かりかと思うのですが、
女性の場合、32.33.34.36.37.38歳は全部厄年なんですよね。
これが「女が厄年の話をしない」理由でしょう。

「多すぎて面倒」ですし、
「そんなこといちいち気にしてられないですよ。
ずっと……気を付けてればいいんでしょ?つまり?」みたいに、
段々なるからですよね。
あれ、お祓い行ったよな、あれいつの厄年だっけ? 今年何厄だっけ? 
ってなるし、お札も一回貼ったら、面倒だから40歳までずっと貼っとくか!
になりますよね(笑)?

でも、そもそも男性も自分の厄年の話には関心あっても、
女性の厄年はほぼほぼ誰も知らないですからね。
女が実はそんなこと裏でやってるなんてのも、知らないでしょうね

こういう状況によく出くわすとき、良く思うのですが。
多分、厄年などを特に不安に感じやすい人というのは、
「問題は常に、自分に対し、外側から“厄災”が一方的に降ってきて、起こる」
というイメージが少なからず強い人なんのじゃないかなと。

だから、厄年も「突然(自分は何一つ悪くないのに←※大事)、
悪いことが起こる、状況が悪くなるとき」みたいに考えて恐れ、
避けなければ…と感じるんだろうなとも。

ほほうーーー。 別にこういう風に考える人は男女関係なく、
一定数おられるでしょうけれども、
さすがに30代の2/3を厄年に充てている(充てられている)女性からすれば、
もし最初はそういうイメージを持っていたとしても、
「…なんか違うな。そういうものではないらしい」と、
どこかで現実感覚の方が優位になるんでしょう。

もちろんその年月の間にいろいろなことはあるとは思いますが、
6年もあれば、それが一過性のトラブルなんかじゃなく、
「いろいろな意味があってそういう経緯となった」
みたいな消化作業も進むはずですからね。
いい意味で受け入れられるし、達観する方向に向かうだろうな、
とも想像できます。

対して男性は、何しろ25歳以来の経験ですから。
まあびびってもしょうがないわな(汗)。

でも、最近また別の経験からも思ったことがあったのです。

少し前に、珍しく25歳の男性を鑑定したのですが※
その人は、全ーーーー然厄年のことなんて気にもかけていなかったんですよね。
おそらく知らなかったんでしょう。そうだとも思います。

確かに、これまでにいろいろ聞かれた…男性たちも多分みんな
「42歳前後」だったんでしょう。
そう言われて見れば、そうだった気もする。

とすると?
何で25の時は歯牙にもかけなかったことをいきなり気にし出すのかね。
アラフォー男子諸君。

どっちかというと、…この年齢とそのタイミングの方が、
男性に「厄年やばい」という気持ちを植え付ける理由なんじゃないのかなあと。
そんな風に気が付いたわけです。
(※大体占いにおいでになるみなさんは、早くて26歳、…
一般的には27〜30歳前後以降の人が圧倒的です。
もちろんそれにはいろいろな理由があるとは思いますが、
私の中では&占星術的な意味合いで言うと、
「その人の個性、人生が本格化する」のが基本は26歳〜ぐらいからで、
かつ、「人生で最初の試練、大きな節目的できごとが共通して起こる」のが、
大体28〜31歳くらいになるので、
その、“これまでの自分の世界観では乗り越えられないかもと感じる転機”に、
初めて占いに行こうと思う人がとても多いからではないかと)

*
ということで、私はさらに考えてみました。

ここからいきなり占星術らしい話になりますが、
私などが普段見ている「ホロスコープ」(星図)とは、
ある瞬間の星の配置を図式化したものです。

これにはいろいろな流派というか、方法論が存在するのですが、
私はその中でも、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、
そして冥王星の10天体の配置と関係性を見る、
多分もっとも基本的な方式を採用しています
(人によってはどこかだけに特化して見たり、
さらに小惑星を追加して見たりなどあります)。

一般に言われる12星座の占いというのは、
この中で、生まれたときの太陽の位置=「太陽星座」だけを抽出して、
その特徴だけで人を12区分けしたものなのですが。

実際には、それぞれの天体にはすべて星座があると考えるので
(その瞬間に、どの星座が司る領域にその天体がいたか=○○座だから)、
一般に誰かの運勢、運命を見る場合には、
自分が潜在的に持っている12星座×10天体
(つまり星座だけでも10個はあるわけだ)+
スーパープラスアルファの要素をもってして……

一個人について、判断をしていくものなのです。

まあ、ここは言い出すと長くなるし、
今の本題ではないので、大体でいいんですけどね。↑

この10個の天体というのは、一人の個性を作っているパーツ、
彩りみたいに考えてもらうとわかりやすいかもしれません。

その彩りは、生まれたときから一応備わっているとはいえ、
即登場するものばかりではなく……
そうね、たとえばコーラスを想像してください。
最初に月が歌いだし、そこに水星が入ってきて二重奏、さらに金星で三重奏。
その後太陽登場で四重奏…順調に行けば次は火星で
…みたいに、加算されていく形式なのです。

これは「才能、能力、人生内に起こる運命」と考えても同じシステムです。
つまりは、いくら生まれたときからある能力に恵まれていたとしても、
それが上手く実際の人生で“発動”するためには、
一定の発動条件が必要になるということ。

そして、ある程度人生の初期から登場する性質、
能力は、大体みんなに共通して年齢とともに増えていきますが、
後半登場するものほど、複雑かつ高度な人間性、
一定の経験値を要求してくるようになります
(この辺の展開はゲームなんかのスペックと同じですね。
高レベルのものほど経験値たくさん必要でしょ)。

子供時代はある程度、みんな横一線だったのに、
あるところから俄然人生に差が出てくる…

みたいな現象も、多分この手のことと関係あるんだろうな
…と私は思っています。

これを、占星術の専門用語では「年齢域」と言います。

それぞれの天体には、主に活発に人間に影響を及ぼしてくる
(先程の例で言うと、センターで歌っている)時期が決まっており、
ある時期は特にその星が一個人の個性の中で猛威を振るう、と。
で、時間とともにそれもコーラスに加わって新しいセンターが現れ…
みたいな感じですね。

だから、人間は順調に成長し、
自分の中のいろいろな面を活性化して行けていれば、
年々彩り豊かな個性となり、人間としての厚みも(コーラスの幅も)増す!
わけなんです。

ちなみにその年齢域というのを、ざっとお伝えしますと…
こちらになります(笑)。

0〜7歳 月:その人の喜怒哀楽や恐れ、防衛の意識、安らぎの感覚、生活習慣の定着など、まず生きるために最初に必要な性質・能力を司るのが月です。社会的には主に「親と自分」とのかかわりしかない時期でもあり、本能と感情が支配する時代です。

8〜15歳 水星:水星は好奇心や言語、知性と情報を司る星で、何かを知りたい、学びたい、と、「自分の世界を広げるための原動力」となる存在です。社会的には、これまで家族単位にとどまっていた自分の世界が、第三者のいる“社会”と接する時期から発動する力と考えるとわかりやすい。どんどん新しい言葉を覚え、友達を作り、知らない世界を学ぶ学童期がこれに当たります。

16〜25歳 金星:思春期に入り、いわゆる「色気づく」時期(笑)。金星は特に女性性を表わす星で、だからこそ男子より女子の方が早く女になるのですな(納得)。また、金星はその人の「美しいと思うもの(美意識)」「心地いいもの(快楽)」などを象徴するので、みんなこの時期に自分なりの美や価値観を確立する必要があります。おしゃれなどに一番躍起になる時期でもありますが、それはそれで理由があるのだね。この時期にそこにうつつを抜かさないと、センスを後から磨くのは至難の業だもんな。

26〜34歳 太陽:太陽はその人の向かうべき道筋、本質を表わす星として知られます。何を本質と考えるかは諸説ありますが…、私の中では「どんな時でも必ず最後に湧き上がってくる、『こんな自分でありたい、こんな風に生きたい』という方向性」のことです。普段はいくらぐうたらでも&まだ行動に移せていなくても、本心から「強くなりたい、しっかりした人間になりたい!」と思っているなら、「こいつはぐうたらキャラ」とは認定しないという意味ね(笑)。

さて、太陽あたりからは、もっぱら年齢ではなくその人の行いによって、
どのくらい強く現れるかの差がついてきます
(年齢と合わせて考えると、うなずけるでしょう)。
私の解釈では、太陽は「社会の中でいかに自分を確立するか」が
引き金になります。つまり仕事ですね。
これ以前の星たちはあくまで、自分の主観主体でしか物を見ることができません。が、太陽は初めて「全体の中での自分」を客観的に感知させる力があり、
自分を外側から見る能力を与えます。そしてその結果、
「自分は何ができる?」と考え、
それを探し必死に食らいつくことで強い自己を確立させるのが目的です
一般にこの辺でようやく「その人らしさの外形が整った」感じになります。
いわゆる、○○座のあなたの本格スタートです。

35〜45歳 火星:いわゆる「働き盛り」のシーズンです。火星は性的エネルギー(特に男性的なもの)、攻撃性や競争力、突破、突進力的な資質の星で、人生の中でも最も精力的に生きられるのはこのころと言えます。社会で中心になるのもこのくらいの世代ですね。


もし順調に魂の成長が進んでいれば、太陽までの時期で
「本当の自分とは何か、自分は何をしたいか」みたいなことはもう見えています。つまり“目的地”です。
で、目的地がはっきりしたところで、
それに向かってまっしぐらになるのは当然のことなのでしょう。
そういう連携があって初めて火星は活性化します。
もう迷うことにエネルギーを奪われないので、
だからこそ達成できるものの大きさも大きくなるのですが、
もしこの段階でまだ目的地が見えていないと、
「力はあるが、どこに注いだらいいかわからなくて、いろいろ燻る」
時期でもあります。若くもないし、
まだベテラン的熟練、権力もないですからね。
でも基本的には元気な時期なので、気持ち的には高揚しやすいでしょう。

…でですね!(まだ説明は途中ですが)

ここまで「年齢域」に関して説明してきましたが。
これが最初の厄年トークとどうつながるかと…というアレなんですが。

この後が、その問題の個所なのですよ。

今ご説明したように、30代半ばから始まる火星期(こういういい方をする)は、とてもエネルギッシュな時期で、 多分昔でいうところの「男盛り」?にも、
あたるんだと思います(昔は寿命短いしね)。
でもそれも永遠に続くわけではなく、
この後には大惑星・木星期というのが大体45歳くらいから始まるのですが…。
この火星と木星の間には、とても大きな区切り間というか、
「世の中や自分自身を見る眼の決定的な違い」があると(私は)思うのです。

これまでの月から火星までを「個人天体」と呼び、
主に「一個人の中の情熱や個性、葛藤や安らぎなど、
あくまでパーソナルな世界観を象徴する星」ととらえるのに対し、

木星以降の、土星、天王星、海王星、冥王星…と言った「大惑星」は、
人生の中でもっと大きな規模のものを示します。

一個人のホロスコープ内で言えば、
生まれてきたときの社会情勢や世相、
世代的価値観などから与えられる影響を示すと言われ、
また「年齢域」についていえば、
この辺から「いわゆる個人的な競争原理からはもう降りて、
もっと社会のため、人のため、世界のため…
みたいな次元のことが関心の焦点になってくる」ということなんです。

これは、個人としてそういう感覚になってくるというのもあるし、
周りからも「そういう存在として期待され始める」という意味もあると思います。

どう思います?これ。

星の世界的に考えると、
「ああ…人として明らかに一段階上がって喜ばしい!」ことです。
正直、みんながそんなレベルに成長できるようになったら、
間違いなく世界はよい方向に行きますね!(確信)
視野も明らかに広くなって、もうこれはあれですよ…。
一兵士じゃなくて将軍…何なら王様的視点ですから。
相当難易度は高いけど、人間としてその辺を目指して、いけるといいねえ、
なことなんですけど。

でも、これって観方を変えれば。
ある意味競争原理から引き下がるわけですから、
一種の引退であり、支配力の減退であり、
現役感は…なくなってくるということでもあるんですよね。きっと。

で、これってなかなか受け入れるのが難しいことなのではないかなあー?
と感じるのです。
特に、男性にとってはね。

その直前までが火星期で、まさに「男盛り」シーズンなのに
(笑。何度書いても何かおもしろい)、
まあ、それが成功したからこそどこか“達成”にたどり着いて、
次の木星期…でもあるんでしょうが。

ちょっと、男としての前線からも、“降りる感じ”があるんじゃないだろうかと。

実際、この変化にはそういう意味合いもあるのだと思います。

いろいろな意味でまだガツガツして欲に突き動かされているんじゃ、
木星の持つ雄大なパワーは受け入れられないでしょう。

木星は幸運をもたらす星としても知られ、
寛大さ、豊かさ、深い知性なども司っています。
火星までが「ロッキーのテーマ♪」だったのなら、
そこから「We are the world♪」になった感じですからね
(ちょっと古いけど笑、火星期・木星期世代に合わせてみました)
本当は木星の力が強まること自体、…不幸なはずは絶対ないのだけど。
おそらく人生は“円熟”に向かい始めるってことなんですけど

でも、よほど火星期に“や、やりきった………!!!!”
という満足を得ていないとね。
相当戦いに戦いきったロッキーじゃないとさ。

あっさりその強いエネルギーを手放して、
「自分はもういいや、これは後進に譲るよ。
自分はもっと自由に幸福に暮らします」
とは、言えないですよね-----?

それに、何でこの時期の男性の方が、女性より辛いんじゃないか、
と推測できるかと言いますと。

まずひとつめは、占星術的に見ると、火星が男性性を司る星だから。

女性はさっきも出てきたように、思春期から女なんですよね。
だからその性との向き合い期間が長い。
そのせいもあって、女性の方が肉体的な衰えも早い。
よく東洋医学では、男性は八の倍数、女性は七の倍数の年齢で
体が衰えていくと言います。
つまり、女性の方が早い段階からどんどん体の変わり目、
老いの波が来ているわけですよ。
この辺も厄年の話となんか通じるところがありますが。

だから、何となくではありますが、
どっちかというと火星期の女性は(
もちろん女性もロッキーになるわけですが。笑)、
「ここが自分の正念場だ」というのが先にわかっていて、
「この先にこういう時期はない」とはっきり気づいて突入する気がする。
おそらく肉体的な意味での女性のピークは、もっと前に来ているからね。

でも男性の方は、おそらく「人生の中で初めてきたピーク感」を
満喫している時期だから、
ある意味ようやく「本物の男になった・なれた!」と
実感できるときなのかもしれません。

その時期上手くいっていたら「俺の時代来たーーーーーーー!」
(カーンとゴング)くらいに感じるんでしょう(笑)。

だからこそ、それの衰えが感じられてくるときの怖さが、ひとしおだと…いう。

実際に木星期に入るのは45歳となってはいますが、
もちろんこれは個人差、状況差があるし、
また、こういう変化は波状に働き、
ある年にぴたっと始まってぴたっと消えるようなものでもないので、
多分40代に入り出すと、その桁があがるきっかけも手伝って、
いろいろ内省的になるきっかけが男性にはあるんじゃないのかなと感じます。
かつ東洋医学上のそれで言えば、
男性は40歳でひとつ節目があることになるので、
これも、おそらく関係しているんでしょうね。

あらみんな……、同じタイミングを指しているじゃない!
そうか、そういうわけで40前後の厄年ですか…。

なるほどなあ〜。
これが最近、私がしみじみ感じた一連の内容です。

だからなんだと言われると、終わっちゃうのですが(笑)。
でも、単純にたとえば年齢や老いのようなもの、ひいては厄みたいなものを、
「外からくる害」もしくは、「できる限り避けて通るべきもの」と
考えるのではなく、

「自分が順調に年月を重ね、成長することでたどり着くある境地、段階」
のようにイメージできればね。

少なくとも怖くはなくなるし、
「その前に自分ができることは、しっかりやっておかなければ!」
という集中力も出しやすくなるんじゃないかと、私は思うんですよね。

ていうか、怖いのはいい年していつまでも
「若い者には負けん!」とか鼻息荒くて、
精神的にも未熟でガツガツばっかりしてて、
でも体は容赦なく衰えてて、でも自分だけ現役のつもり…みたいな(涙)。

それの方が相当怖いじゃないですか!?(これは男女関係ない恐怖)

いろいろ経験積んで、やれることしっかり消化できていて、
自分よりみんなのこと、これから生まれてくる世代のこと、
大きな意味での世界のことを
広い視野で考えられる…なんて年の取り方(しかも40代で?)出来てたら、

相当、人として大成功だっつーの。
なれるものならならせてもらいたい、っつーの!(笑)

かつ、あれなんだよ…そんな「ははは、いつでも相談になら乗るからね。
安心して頑張りなさい」的“ビッグパパ・”感出してたら、
大丈夫。まだまだ当分モテます!!!(笑)
仕事でも引っ張りだこです!!(断言)
多分、一兵士からジェネラルになるだけなんですよ。
戦い方が大きくなるだけなんだよね。

と思うので、主に男性を中心とした…これを読んでくれているみなさま。

この世界に価値観はいろいろありますし、
今の日本は若い方が正義みたいな風潮も強い社会ではありますが。
まあ、こういう考え方もありますよ〜この方が、
いろいろ生きやすくて、かつ自然ではないですかーと言いたいわけです。

かつ、自分の人生を「年齢域」みたいに、
俯瞰で、長いスパンで眺めて見る考え方は、いろいろな意味で人の心を救うし、
同時に強いハッパをかけてもくれますね。
人の人生では常にみんな、“役割”があるのです。それは生涯、続くのですよ。

この「視点の切り替え」を容易にしてくれるところも、
私が星大好きさ・って思うところです。

ちなみにこれは余談ですが、
最初に出てきた「厄年」の起源、
一説には元は「役年」だったとうかがったことがあります。
村で順番にまとめ役などを務める時期のことです。
で、そういう時期はやはり忙しくなり、
自分の畑を耕せず収益が減るので、それをみんなが嫌がり、
役⇒厄…になったとか。

何かありそうな話ではありますよね
(こういうのは諸説あるので真偽のほどはわかりませんが)。

でも、「そろそろ、自分のことばかりじゃなく、
人のことも考えて、人のためにも行動できるような
貫禄を身に着けてしかるべき年齢」っていうのも、
厄年の意味には入っているんじゃないのかなと、個人的には思います。
あと体の節目=「若さにかまけて傍若無人に扱うのではなく、
自分に頂いた肉体の“分(ぶん)”を理解して大事にしなさい」
的な時期とも思える感じ。
どうでしょう?

さらに別の余談として。
木星期の後には、
55〜65歳(〜70歳の説もあり)の土星期というのが待っております。

土星は時間と制限などなど、
人生の深い&シリアスな局面にかかわるものを司る星ですが、
はい、こここそが本当の“老い”の入り口ですね。
会社&社会から多くの人がリタイヤする時期でもあるし、
それこそ「過ごしてきた時間」に従って、本格的に一線から降りるイメージです。
いい意味で「枯れ始める」のでしょうね。土星はそういう星です。
拡大より収縮を促します。無駄なものは排除させ、
ある意味心身ともに「身ぎれいに」なることを求めてくる真面目な星です。

つまり、50代半ばくらいから、気持ちよくいい感じで枯れていくには…、
その前の十年で思い切り「自分を育んでくれた世界に対してお返ししまくり」
(木星期)する必要がある。そういうことです。
木星期までに得たさまざまなものに、少しずつ気持ちよくバイバイしだす
(それが自然なことに思える)のが、この土星期のテーマですね。

…うむ、なるほどなあって感じでしょう?

もちろん個人差、立場差はあるとはいえ、
このくらいの年齢になってきたら、やっぱりガツガツ…とか
欲まるだしじゃなくて、ぜひ「老賢人感」を醸し出したいと
私なんかは思いますよ!(笑)
実際、これくらいの年齢で、なおも欲が強いキャラクターとかって、
大体物語でも“悪人”だもの…(そう、執着は捨てるべき時期なのです)。
それはいや!(涙)

はい、非常に長くなりましたが、そろそろおわります。
今回のまとめとしては、人生にはそれぞれの“時期”があるということ、
で、その時期にはその時期にふさわしい生き方があるから、
まずは今のテーマに真剣に集中することが、
後々の自分&深い満足、成長を作ってくれるのではないかと私は思う…
という感じですかね。

ではでは。みなさまご機嫌よう。
まーさより

その3
私の中の二つの個性・
太陽星座と月星座について

その2
厄年

その1
占いなんか信じないもんね
というみなさんへ

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