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その9
ゴーヤとヤマゴボウ

今年の夏は省エネ対策で、緑のカーテンを作ったり、
植物と親しまれた方も多かったのではないでしょうか?
商店街や軒下などあちこちでゴーヤを見かけ、
私もベランダで初挑戦しました。

小さなポットのままで、長い間放置してしまったので、
カーテンと呼べる程は繁らず、
効果がどのくらいあったかは? です(笑)

興味深かった事がありました。
肥料の入った新しい土で育てたゴーヤと、
古い土を再利用したゴーヤでは葉の大きさ、結実の確率、
実の大きくなる速度まで差ができてしまったのです。

しかも前者は、植え替え時に根が絡み合ってほとんど切れてしまい、
茎がプラプラ。もうダメかと思った苗でした。
後者は最初とても元気がよく、前者を勝っていたのにもかかわらず、
育って行く過程でこれだけの差がでました。

先天的なものももちろん大切だけど、
育つ環境(この場合は肥料)も
とても大事なのだと考えさせられました。
最初にハンディがあっても、後天的な要因でこれだけ挽回できる。
また、せっかくの良い苗でも、育て方次第ではダメになってしまう。
人間ももしかして同じかな? なんて思ったりして・・

何はともあれ、自分で育てたゴーヤは緑が濃く、
しゃきしゃきとして美味しかったです。

ゴーヤの写真をと思いましたが、それほど見栄えがよくないので
散歩の途中で撮ったヤマゴボウの写真を・・



この植物、昔はあちこちで見かけたように思うのですが、
最近はあまり見かけなくて懐かしいなあと思いました。
実は、この原稿を書くにあたって、
名前がわからず困っていたところ、
なぜか急に「ヤマゴボウ」というフレーズが浮かんできました。
なぜ「ゴボウ」なんだろうと思いつつ、
半信半疑で画像を検索したら、ドンピシャリ!
正確にはヨウシュヤマゴボウというらしいですが、
人の脳ってすごいなあと自分で感心しました。



垂れ下がる房がまるで葡萄のよう・・
実の染色力が強く、アメリカではInkberryと呼ばれているのだとか。
そういえば子供の頃、実をとって遊んだりしましたが、
なかなか落ちなかった記憶が。
本当は皮膚につくのもいけない程、
強い毒性があるようなのでご注意を!

まだ暑い日もありますが、
お店ではもうチューリップの球根が売られていて、
家のミニバラ達もいつの間にか蕾をつけて、
秋を教えてくれます。

みなさまも良い秋をお過ごし下さい。

2011.9.8





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