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第12回 長所が短所を自覚させる

子供の頃から、厳しくされるのは大嫌いでした。
人間は厳しく指導しなければ成長できない、
などという考えには、基本的には反対。
ただし世の中には、厳しくされたほうが伸びるタイプもいるので、
そういう人は厳しいやり方を選択するのが正解かもしれませんが。

私の場合、厳しくされるとやる気が萎えるし、
いつもなら出せる自分の力の半分も出せなくなってしまいます。

でも、褒められると嬉しくて頑張れるし、
今までなら出せなかった力も、すんなり出せてしまうこともあるわけです。
長所を伸ばしていくと、
次第に自分の短所がハッキリ認められるようになってくる気がします。

たとえて言うなら、楽しみながら部屋の模様替えに取り掛かったからこそ、
放置したままになっていた粗大ごみや、
壊れた家具などの存在にようやく気づけた、
というようなものかもしれません。

自分の良さや楽しみを追求するために短所を克服することなら、
あまり苦にならないものです。
それは問題意識がはっきりしていて、
克服することにも納得がいくからだと思います。

でも、最初から他人によっていきなり短所だけを突かれてしまうと、
ほとんどの人は不快になるだけで、
その短所改善の意味などとういて見出せません。
人間は自分にとって何等かのメリットが感じられない以上、
なにも不快な思いまでして短所や問題を正そうとはしないでしょう。

ですから、自分の持つ良い点に気づけない人は、
悪い点にも気づけない、という法則を感じます。

だから私は自分で自分をどんどん褒める!
褒めていい気になって、どんどん進んでいくうちに、
いつの間にか解決すべき問題が、
そんなに苦痛も感じずに納得しながら片付けていけることは多いです。



いずみえむ『シンプル開運ライフ』
→http://www3.ocn.ne.jp/~izumi-m/

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