第5回　心の衰退に気づくコツ

心とからだは共通要素がとても多いですね。
心にしてもからだにしても、無理をすれば痛んだり病気になったりするし、
放っておけば、歳とともに衰退もしていくものです。

からだに関しては、体力アップや健康増進、
アンチエイジングを狙ったエクササイズがたくさんありますが、
こころに関しては、
まだまだそれらの取り組みは遅れているように感じられます。

心の健康を保つ理想的な方法としては、
やはり自然との触れ合い、座禅や瞑想などが挙げられるでしょうが、
意外と誰もが簡単に取り組めるものではないようです。

自然と触れ合うためには、自然のある場に出かける必要があります。
旅好き、散歩好きの人にとってはなんでもないことですが、
普段あまり自然を求める気持ちがない人にとっては、
意外と厄介なことのようです。
さらに、座禅や瞑想となると、ハードルは高くなり、
続けてやっていくことは（人にもよりますが）難しいようです。

さらに、心はからだと違い、
不調や老化といった変化が外側にはっきりと示されるものではないため、
その変化に気づきにくいという難点もあります。

それでは心が衰退しているかどうかは、
どうやって知ることができるでしょうか？
一番わかりやすい方法としては、
感動できるかどうかで判断できると思います。
このところ感動することがまったくない、
ということであれば、
それは心が元気をなくしている証拠かもしれません。
感動のない日々を当たり前、と思って続けてしまうと、
心はますます柔軟性を失い硬くなってしまうのです。

いずみえむ『シンプル開運ライフ』
→http://www3.ocn.ne.jp/~izumi-m/