第3回　幸せの鍵は心が握る

「どうすれば幸せになれるのか？」「幸せへの近道は？」
という質問を受けることは多いですが、
究極的には、
「幸せになれるかどうかは、その人の心の持ち方ひとつ！」
だと思っています。

はたから見るとすごーく恵まれた環境に身を置き、
美しい容姿を持っている人でも、
その人の心が「しあわせ！」と感じてくれなければ、
その人は一生幸せにはなれないんですよ。

逆に、はたから見ると、過酷な環境下に身を置き、
辛い日々を送っているように見えても、
その人の心がきちんと幸せを感じ取ることができていれば、
その人は幸せなのです。

要するに、幸せを感じ取れる心がなければ、
外側の世界をどんなに幸せ風に飾り立てても幸せにはなれず、
幸せを感じ取ることのできる心があれば、
生かされているというそのことだけでも、幸せになれます。

また、心が乱れ不安定な状態にあっては、
とりあえず外側だけ開運の工夫をしてみても
（たとえば高価な開運グッズを置いたり、ラッキーカラーを身につけても）
思うように運を開くことはできないでしょう。

とはいっても、人里離れた山奥ででも暮らしていない限り、
常に心がクリーンで穏やかな状態を目指すことは無理、
といっても過言ではなく、
普通の人は普通に社会生活を送っている以上、
心が乱れたり不安定になるのは仕方のないこと。
それを避けようとすることじたい無理があるでしょう。

でも、心が乱れた状態をいつまでも放置せず、
その都度なんらかの処置をする、といったメンテナンスをしていけば、
心がどんどん暗くなっていくような状況は防げ、
幸せを感じ取る心の力を失わずに済むのです。

いずみえむ『シンプル開運ライフ』
→http://www3.ocn.ne.jp/~izumi-m/