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井上あきら句作篇 その一

<はじめに>
井上あきらが所属する俳句結社「古志」主宰 長谷川 櫂先生の選を得て
俳誌「古志」に掲載された私の有季定型句を中心に
掲載日に近い季題の句を毎回数句づつ自選句も交え掲載させていただきます

未熟な私の一人よがりの句を掲載するのは 読者の皆様に失礼ですし
また勉強の足しにもなりません
そこで先達や先生の選という篩
私自身がまだ俳句の修行中の身
身の程をわきまえず かかる場に句を発表するのは
「愚挙」「ネット上の勇み足」などの謗りは覚悟の上
しかし 何事も自作を人前に晒すことによって
つまり恥を晒すことによって進歩するともいわれます

私はこの場で 
俳句自慢をしようとは露程も思っていません
それどころか
蛮勇をふるって赤恥を晒す覚悟

俳句とは縁遠い凡庸な人生
還暦を過ぎてからの晩学
浅学菲才
だからこそできる 何か思い立ったが吉日
そこに広大なネット空間
「茶柱立った」

新涼や茶柱ひとつ立ちゐたり

このような私の句を読んで共感して頂ける方がおられれば
望外の喜びです
共感を頂いた方々とは茶柱句会の同人として
共に活動していきたいと思っています



やはらかき日差しに揺れん初穂かな


来し方を顧みんとて秋の灯に


ジグザグと秋に分け入る山路かな


白露や姿新たに今朝のわれ


桜紅葉むかし劇団雲ありし


石榴罅ず隊商宿のさんざめく


稲妻や瞬きひとつ埴輪の目


井上 明関連サイトリンク
暮らし方研究会
http://www.kurashikata.gr.jp

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