夢見る大人のWEB MAGAZINE
茶柱横町入口へ
斎藤忠徳のページへ ジュミック今井のページへ 小泉直子のページへ 古山拓のページへ にしごりるみのページへ 松元まり子のページへ 梶原初映のページへ おたこのページへ 小谷中 清のページへ 白やぎ黒やぎのページへ オオノ・マユミのページへ 清水 大門のページへ 沼尻 昌子のページへ 藤原 寿子のページへ ふじわら かずえのページへ 小幡 亨のページへ 山田 博之のページへ 坂東 信一のページへ
みたけさやかのページへ サイトウトモミのページへ 赤江橋洋子のページへ 井上明のページへ 仔鹿リナのページへ まえがまちえのページへ キムテイのページへ 大野舞(デナリ)のページへ 荒木典子のページへ フクチマミのページへ 本庄慧一郎のページへ 田中ひろみのページへ 岩井美代子のページへ 柏木敬太のページへ 大森 秀斗史のページへ 銀扇のページへ 山森 洋一のページへ 谷口純平のページへ
茶柱横町入口へ
 
 
プロフィールを見る
前を見る 次を見る

第4回 道 歌

道歌とは 広辞苑では以下のように説明されている
「道徳・訓戒の意を 分かりやすく詠んだ短歌
仏教や心学の精神を詠んだ教訓歌」

須らく道あるところ道歌あり
武道 茶道  華道 仏道 作法道 養生道
はては御詠歌もまた道歌

たとえば道歌と知らずに耳にしているものに

「なせばなる なさねばならぬ なにごとも
  なさぬはひとの なさぬなりけり」
上杉鷹山(ようざん)が有名

堅苦しいことや 難しいことも
五七五七七の音数律で歌うように詠むと
覚えやすい
そこで いろんなジャンルの奥義や核心 真髄を
道歌にしたものが登場

道歌は覚えやすい音数律をもっているので
オリジナルばかりでなくコピ−も多くある

上の道歌
オリジナルは武田信玄の名文句
「為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を
成らぬと捨つる 人のはかなさ」で
上杉鷹山がそれを下敷きにして作ったものだと
ネット上の百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」
で述べられている

ネット上で検索すると 「不羈、道歌Still」という
サイトに分類別に道歌が収録されているので
そこから一部拝借して鑑賞歌とする
アドレスは
http://www.ne.jp/asahi/y.yoda/walser/douka.htm

●鑑賞
小笠原流教え歌

<イ>
足も手もみな身につけてつかふべし
離れは人の目にや立ちなむ

<ロ>
無躾は目に立たぬかは躾にて
目に立つならばそれも不躾

<ハ>

仮初の立居にもまたすなおにて 目にかからぬぞ躾なるべし

謡曲(観世黒雪)

<ニ>
わが宿は菊をまがきに露しきて
月にうたふる瓢箪の声

武道道歌

<ホ>
武の道は仏の道と同じこと
修行なくしては悟られもせじ

<ヘ>
いまさらに異国ぶりに習はめや
ここに伝ふるもののふの道(井伊直弼)

剣道道歌(読み人不詳)

<ト>
立会いは竹刀で打つな
胴造りして足で打つべし

<チ>
悪念の起こる所を切り払う
これが宝の剣なりけり

<リ>
癖が出て弱くなったと知らずして
同じ強さと思うはかなさ

<ヌ>
法定は学ばんほどに道遠し
命のあらんかぎりつとめよ

<ル>
切り結ぶ太刀の下こそ地獄なれ
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

<ヲ>
稽古をば疑うほどにくふうせよ
解きたるあとが悟りなりけり

<ワ>
道場に入るときは身を正し
心の鏡くもりなきよう

それぞれの道を極めるための箴言が
詠まれている
茶柱句会としても真摯に学ぶべきこと
ばかり
折に触れて味わっていきたい

意味の受け止め方は人それぞれ自由


◆試作
歌道の道歌

<イ>
習ふより(五)慣れることこそ(七)大事なり
(五)七五の総身(七)なれば名人(七)

茶柱句会の稽古要諦として作ったもの
これまでの一連の作品鑑賞と試作は
慣れるための稽古と心得られたい
七五調は日本人の血肉の内といわれるが
さらなる稽古で自在に表現する総身を更新
 因みに総身(そうみ)とは
からだ全体 全身という意
「大男総身に知恵が回りかね」の総身

歌も唄も句も魂のほとばしり まさに総身の表現
総身の中に詩心が宿る

<出展>
本稿における参考事例・内容解説などについては、特段の説明がない限り、
その多くをフリ−百科辞典「ウィキペディア(wikipedia)」によっています。
ここにその出展を明記させていただきます。

井上 明関連サイトリンク
暮らし方研究会
http://www.kurashikata.gr.jp

井上あきら句作篇 
その三
謹賀新年 平成21年己丑元旦

井上あきら句作篇
その二

井上あきら句作篇
その一

バックナンバーINDEX
前を見る 次を見る
| 著作権について | このページのトップへ | 茶柱横町入口へ |
2005-2009(c)CHABASHIRA YOKOCHO All Right Reserved