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02 パーティの名脇役

 フランスに留学していたとき、現地の結婚式に出席する機会がありました。ホストファミリーの親戚だったため、結婚を控えた新郎の南仏の実家に泊めていただくことに。私たちは前々日の夜に到着し、親戚一同が集まっている食事の席につきました。

 お家のテラスには長いテーブルが置いてあり、たくさんの人がすでに座っていました。テーブルの上のキャンドルが灯っていて、みんなの笑顔を照らしています。
 結婚式前のホームパーティ、場所は南仏・・・いったいどんなお料理が出てくるのだろう? みんなの装いは??? とドキドキしていたのですが、出てくるお料理は拍子抜けするくらいとてもカジュアルなものでした。大きなボウルに入ったサラダだったり、お肉の丸焼きだったり。みんなの装いも気取らない普段着です。

 簡単に自己紹介して席につくと、長いテーブルのお隣からどんどん、いろんなお皿に乗った料理が回ってきました。欲しい人が欲しいだけ自分の皿に取り分けて、次に回していく。ワインやチーズ、フルーツはたっぷり用意され、ワインのボトルはテーブルに何本も並び、新鮮なフルーツは箱ごとテーブルの側に置かれていました。
 みなが近くの席の人とおしゃべりしたり、笑ったり、誰かがギターを持ち出して歌ったり……と宴は夜遅くまで続きます。途中お年寄りや子どもがいなくなったり、誰かがやってきたり。

 「パーティ」というと、ものすごくかしこまったものを想像していた私には、このパーティは驚きでした。「人が集まって食事をする!」ことが、いちばん重要で、いちばんのごちそうなのです。素敵な人たちと、飲みものとちょっとしたおつまみさえあればいいんだ〜! と嬉しくなったものでした。その場のワインの美味しかったこと!!
 そのパーティのことを心に留めつつ、私もときどきホームパーティを開きます。人を招いて一緒に食事をするのは大好きなこと。
 先日はこのサイトの主人、谷口さんと企画させていただいて、いまだかつてない大人数のパーティをさせていただきました。
*様子は私のブログで紹介していますので、ご覧くださいませ。
http://plaza.rakuten.co.jp/cuisine/

 今回のパーティは「食事会」でもあったので、ワインとおつまみだけではなく、オーブンもコンロもフル稼働で料理を用意しました。私にとって料理を作って喜んでいただくことは、楽しみでもあり、自己表現でもあるので、料理には力を入れます。
 でも、やっぱりいちばん大切なことは、パーティのゲストに心から楽しんでいただくこと。私の料理が「名脇役」として、パーティで大活躍しますように。

今月のレシピ
Potée ポテ


先日のホームパーティのお夜食(?)として出したポテ。
ポトフは牛肉、ポテは豚肉で作ります。豚肉を塩漬けにしてから作ります。
お肉から出るうま味だけで味わうシンプルな具たくさんスープです。
豚肉以外の具はお好みで。
今回は新にんじんと新たまねぎ、新じゃがいもを加えました。
キャベツやセロリ、ねぎなどでも。和風に大根、しょうがの具もおいしい。

◇材料(3〜4人分)
豚バラ肉か豚もも肉のかたまり(できれば合わせて) 1kg
塩 大さじ2弱
砂糖 小さじ2強
こしょう 小さじ1
レモンの輪切り 1、2枚
にんじん 1本
たまねぎ 2個 
じゃがいも(小)4個

◇ 作り方
1. 豚肉に塩、砂糖、こしょうをすり込み、ラップをして冷蔵庫で一晩寝かせて、
 塩豚を作る。水分が出て来たらキッチンペーパーでふきとっておく。
 ※本来は1週間おくとよいのだけれど、一晩でも大丈夫。
2. 1の豚肉を水を入れたボウルに30分ほどつけて、塩抜きをする。
3. 鍋に2と水2リットル、レモンの輪切りを入れて火にかける。
 レモンを加えると肉の臭みがやわらぎます。
4. 煮立ってあくが出てくるので、取り除く。水が少なくなってきたら足す。
5. 2時間ほど煮て、肉がほぼ柔らかくなってきたら
 野菜を大きめに切って加える。じゃがいもは皮付きのまま加える。
6. さらに1時間ほど煮たら出来上がり。塩を添えて召し上がれ。
 ※ 様子を見ながら煮てください。時間は目安です。

06
プチトマトの冷製パスタ

05
料理家2年目の春!
<きのこと木の実のキッシュ>

04
おばあちゃんのおにぎり
<レシピ:香味ごはん>

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