その1 掃除機
掃除機をダメにしてしまった。 事のはじめはエアコンからの水漏れ。 真夏な上に二面採光のサンルームのようなマイルーム。 こりゃいかん… エアコンなきゃ死ぬ… 慌てて不動産屋に来てもらうと開口一番 「フィルタ、掃除してます?」 「いえ…あまり(っていうかまったくしておりません)」 「うん、じゃゴミ詰まってるんでしょうね。越してきて何年でしたっけ?」 「さ…3年です…」 ああ!3年間フィルタ掃除してないのがばればれ!! セオリーなのか、見せしめなのか、 不動産屋はためらうことなく「我が家の掃除機」で 配水管をきゅーきゅー吸う吸う。 あの…うちの掃除機つかっちゃうんですか? イヤだけど、イヤだけど!後ろめたさで言い出せない日本人…。 汗をダラダラ流しながら成り行きを見守る。 しかし依然エアコンからも水は流れ続ける。 結局電器屋さんに来てもらい、内部で配水管が外れていることが判明。 己の不精が故障の原因ではなかったことで、やや汚名返上&名誉挽回。 小さいな…私。 そうしてエアコンが直った喜びで 水を吸った掃除機の存在は忘却の彼方へ…。 さて、ここで問題です。 夏場まるまる一週間。水分を含んだまま放置された ゴミパックはどんなニオイがするのでしょ〜か! 答えは、「な」ではじまる豆発酵食品のそれに近く、 それでいて絶対に食品にはない危険信号を孕んだフレーバー。 ゴミパックのみならず、なんだか内部モーターにまで しっかりと香り付けされてしまった模様。 この臭気が、スイッチを入れると同時に部屋中に拡散! バルサンで焚き出されるゴキちゃんの気分を疑似体験。 怖くてもう二度とスイッチが入れられません…。 思えば一人暮らしを始めた8年前、 安いという理由だけで購入されたこの掃除機。 こんな最後を遂げるとは… 色んなものを吸ってきてくれたね、 (フタを開け損じてばらまいた細挽き珈琲豆とか、ひからびたクモとか) 今までありがとう。 そして新しい掃除機を探さなくては、 と思ったところで私が気付かされたのは…(つづく)
その28 エコじゃない私の 軟水器生活 <軟水ってなに?>
その27 エコじゃない私の 軟水器生活 <スッキリ洗えない原因は…>
その26 エコじゃない私の 軟水器生活 <日々のお洗濯は、 なんだか迷走中>