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「未熟とは「未(いま)だ熟さぬものの、やがて確かに熟するもの」のことをいう。いつまでも熟することのないものは「不熟」といい、結局は、熟することなくいのち果てるもののことだ。つまり「未熟」と「不熟」は対極(正反対)に位置するものである。というわけで「未熟なる若い衆」とは「有望な可能性に充ちた若者」の意味である。

第14回 「茶柱横町」の皆さん

 「茶柱横町」の皆さん、ごぶさたしていて……すみません。
 それにしてもヒドイ世の中になりましたねぇ。
 「原子力の平和利用」なんてウサン臭いフレーズは、もともとアタマから信用してませんでしたけどネ。
 このテイタラクに腹を立ててばかりいても仕様がない。なんとか確かな「志」をもった人たちと力を合わせて、「好転」させるより方法はありません。

 放っとけば、不快なコトばかりの時代ですけど、この「茶柱横町」にかかわるご縁では、このところ当方、快いエピソードを頂いています。

 ずっと――江戸中期以後を題材にした書下ろし時代小説(文庫)をせっせと書いてきて、ざっと50冊ほど。
 でも、今から15年ほど前「中国留学生4000人との日中友好」で話題になった「船橋の八百屋さん、五十嵐勝さん」を主人公にした小説「謝謝の樹」を書いて出版されました。
 今回その「謝謝の樹」が、「茶柱横町」メンバーの川島司さんのお声がかりで電子書籍化(日本語・中国語)されることになりました。
 同時に、ある映像クリエーターから、「劇画で――」というオファーももらいました。こんな時代――心からうれしいコトと思っています。

 もうひとつ、この「茶柱横町」の小生の拙文がきっかけで、「大衆芸能史家」というお名前とその仕事の内容に大きな関心を持っていたH・Kさんと(「茶柱横町」差配役の谷口純平さんを通じて)直接お目にかかり――とっても快いおつきあいが始まりした。
 いまさら、取って付けたような――と言われても仕方ありませんが、「『茶柱横町』のおかげで、価値ある出会いを頂いています。ありがとうございます」と申しあげる次第です。

 「茶柱横町・差配役」の谷口さん、お忙しいようですね。 石神井三宝寺池の四季の移ろいをサカナに、ヒヤ酒を楽しむ時間をチョーダイ!


三宝寺池・メタセコイアの林道



「週変わりエッセイ・ニッポンの芸能人」
http://www.mochi-well.com

どうぞごらんのほどを。

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「それにしても……」
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作家・錯覚・三角・四角

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