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039 「上海万博に行ってきた」


2010年の7月5日から8日まで、
3泊4日で上海万博を見に妹と上海行って来た。
飛行機とホテル(朝食付き)3泊分のツアーで、3万4千円。
2005年におこなわれた愛知万博の愛・地球博が予想外におもしろかったので、
また万博行きたいなぁ〜と思っていたのだが、
海外だし混んでいるだろうとあきらめていた。

するとニュースでそんなに混んでないようなことを言っていたので、
ネットでツアーを調べたみたら、上海万博をやっているのに意外と安い。
これは行かねばと、また妹を誘い行くことにした。

上海の旅にでる前日に、新刊「美しき仏像」(ぶんか社)の入稿をひかえていて、
間に合うのかな〜とあせっていたら、
火事場の馬鹿力というか自分でもびっくりするくらいの
スピードで原稿を仕上げることが出来た。
人間、すごい力がひそんでいるんだなと驚いた。

<<1日目>>
7月5日の夕方に成田を出て、上海に飛行機で約3時間。
あっという間だ。
時差は日本時間+1時間。

成田で両替すると手数料をいれたら1元が15円くらい。
空港で値段を見たら、やっぱりこっちで両替した方が得だった。
ホテル南部大酒店に着いたらもう22時で、もちろんどこにもいけず、
ホテルのすぐとなりにあるローソン(上海でもローソンいっぱいあった)で
飲み物とかお買い物をする。
上海の物価は日本とそんなに代わらない。
飲みものとかは食べものは安いけど。
町も10数年前にきたときは、ホテルのすぐ横に貧民窟とかがめにつかたが、
今回はみあたらなかった(万博近くの貧民窟は見えないように、囲いをして隠してるらしいが)。
町は、すさまじいほど発展をとげ超高層ビルは建ち並び、
人々は以前と比べてすごくあか抜けておしゃれになっていた。



ホテルまで送ってくれたツアーガイドの人にきいたら、
中国は社会主義であっても、上海の人は海外でもどこでもいけるし、
職業もなんでも自由なんだそうだ。
それでも、町のあちこちに軍人が立ち並んでいる。
軍に入るのは徴兵制だけど中国人の人数が多いため全員ではなくて、
健康であるとか選ばれた人だけだそうだ。

<<2日目>>
2日目は、ホテルで朝食バイキングを食べて、
歩いて30分くらいの龍華寺に向う。
拝観料をとるだけあって立派なお寺。



たくさんある各お堂には、キンキラ仏像がうじゃうじゃあってうれしくなる。
そこから、歩きと地下鉄で上海博物館に向う。
地下鉄は、すごくきれい。
地下鉄の路線が増えたことで、
いぜんたくさん走っていた自転車に乗る人がかなり減っていた。

上海博物館は、今年の3月から無料になったとのことで、
入るのに30分くらい並んだ。
見る所がたくさんあったけど、駆け足でまわる。

それから、観光スポットでお庭のきれいなお庭の豫園(よえん)へ向う。



観光客ごったかえして回りの店などよりみちしてると
なかなか豫園へ到着できなかった。
まわりお店では、
2元均一(約30円)や10元均一(約150円)がたくさんあって、
上海万博のキャラクターの海宝(ハイパオ)の
ぱっちもんがたくさん売られていた。



ショップを満喫。
途中にあった万博グッズの専門店で、
売り切れ続出というパビリオンの専用スタンプ帳を30元(450円)で買う。

お昼は自分で食べたい物を取って並ぶという方式の店に入ったら、
そこで長蛇の列だった。

それから、17時からのナイトチケット90元(1350円)で上海万博に。

夕方は空いてるという情報をもとにいったのに、混み混み。
なぜなら5月の入場者数がおもったほどのびなかったので
政府が無料チケットをくばってるらしい。
人気パイリオンは長蛇の列で1、2時間待ちなので、
あんまり人気がないアフリカ館などはいる。



万博会場はほんとうに広くって、会場内をバスで移動。
川向こうの会場には船に乗って移動した。
深夜の0時まで会場はあいてるらしいが、
パビリオンはだいたい21時に終了(現在は22時30分まで延長)。
地下鉄も私たちの泊まってるホテルにいくのには
終電が22時くらいのでその前に帰った。

<<3日目>>
3日目は朝1番で万博に。
会場前のゲートには長蛇の列。
いちいち空港のように
セキュリティーチェクされるので入るのに時間がかかる。
もちこんだペットボトルは捨てられた。
朝1にゲートでくばられるといううわさの
中国館の予約券はあっというまになくなるらしく、
私は予約券を見ることもできなかった。
月曜日は空いてるといううわさで月曜にしたのに人だらけ。

私たちが行った6月7日(月)は46万人の入場者。
前日の日曜日が42万人で、月曜日のほうが多かったのだ。
1番人気のサウジアラビア館は8時間待ち。



紫のまゆみたいな形の日本館も3、4時間待ち。



もちろん並ばなかった。
パビリオンの回りには疲れて寝転んでいる人がたくさんいた。





私たちは結局、空いててすぐはいれそうな館をまわりました。
テーマ館は意外と空いててすぐはいれるわりに楽しかった。

北朝鮮館もすいててすぐ入れるけど、
中身はへんな塔の模型と写真くらいでみるものがなくて、つまらなかった。

あとCHAという雑技&ミュージカルみたいのが、おもしろかった。

なぜかうさぎ帽のかざりがあったので、うれしくなった。

夜のパレードは、ディズニーランドのエレクトニカルパレードを
おもいきりしょぼくした感じかった。
偽物のキャラクターはさすがにいかなかったけど。



テレビやうわさに聞いた通り、
パビリオンで並んでたら横はいりする人がいっぱいいておどろいた。
しかも、よこはいりを他の人に注意されても平気な顔してるし。

長い行列に並ばずに入館するため、車椅子の身障者を装ってる人もいて、
パビリオンから出たら車椅子を降りて歩いてるのを目撃した。
パビリオンのスタンプを押すも奪い合いで、順番もへったくれもなかった。
日本語はもちろん、英語も全く通じなくて「トイレ」さえ通じなかった。
ほんといろいろ疲れたけど、
でも楽しかった。

4日目は朝早くホテルを出て、帰路についた。



●おしらせ●
7月に仏像の新刊2冊でます。
イケメンの仏像を集めた本「美しき仏像」(ぶんか社)
→http://jpan.jp/?utukusiki




仏像をランキングした本
「田中ひろみの勝手に仏像ランキング」(メディアイランド)
→http://qurl.com/wfpq5




その仏像の新刊2冊の
出版記念トークショー&サイン会をやることになりましたので
よかったらきてください。

●8/1(日)の18時から19時30分 
●無料 (予約制/定員50名)
●大盛堂書店の3Fにて(渋谷のハチ公の近くのセンター街の入り口の書店)
http://taiseido.co.jp/infomation.html
対談相手は本のソムリエこと団長です。

*申し込みは7/10より
店頭・お電話・FAX・メールにて(お名前と緊急連絡先を明記で)
TEL 03-5784-4900
FAX 03-5784-6480
imazeki@taiseido.co.jp

よろしくおねがいします。

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『大好き!着物』

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『仏像に変身した私』

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