気球に乗り乗り・プカプカ隊の巻（前半）

気球に乗ったことって　ありますか？

いつか、一度は乗って、
空にぷかぷか浮かんでみたい…と思いはしたものの、
それは北海道とか何処かの観光地でのことだろーと思っていました。
しかーし。
いたのです。いらっしゃったのです。もっとフツーに日常に
気球に乗り乗りしてる人が。
それが「気球船長・増田さん」でした。



YA「ヤングアダルト出版会」の飲み会で、
フト見るとネクタイの柄が気球柄…！（いつも毎回）
ほいでもって、
「MY気球」を持ってはるという…。
へ？MY気球て、何？



マイ・カー、マイ・ホーム、人はいろいろ持ってるもんですが、
ちょっと変わってマイ・ヨット…くらいは聞いたことあったけど、
気球を持ってる人がいるなんて…！
初耳です。初耳ずきん…。

「乗せてー乗せてー　お願いします！」と、頼み続けて2年越し。
よーやく乗っけてもらえたんですよ〜〜気球〜〜?

※ホントは頼んでスグ、誘っていただいたのに、
それがちょーど「へんなもの好き子さん」の本の入稿間際の、
超せっぱつまってた日だったので、断ってしまったら、
その後再度のお誘いがなかなか無く、2年もたってしまったという…


そんな待望の気球DAY。6月某日。
「朝、4時30分に羽生サービスエリアに集合です」
は？
友だち・こばやし堤夫妻の車に乗っけてもらったのですが、
待ち合わせは3時15分です。夜やがな…。
真っ暗、どっぷり暗い中の出発でしたが、走ってるウチに朝焼けが。
♪朝もや〜の光りの中で　立つ影は〜〜ミラ〜〜マーン♪
思わず歌が飛び出るほど、なかなかロマンチックです。
そしてみんな集合したら、まずは倉庫へレッツゴー！



そう、気球は倉庫に置いてあるんでした。
なんやー倉庫かー。私はつねづね気球って、
「どーやって持ってるんやろ？家に　たたんで…？
下の、人が乗るとこって、何？箱？折り畳めるんやろか…ハテ…？」
と、いろいろ不思議だったんですが、本日すべてが明らかに。
下の乗るところ、カゴ部分以外は、
気球って、全部組み立てるんですよ…。



到着したのは、栃木県・渡良瀬川。
身長よりも背が高い草がボーボー生い茂る、草地に車が入っていくと、
おおお？
他にも気球、バルーン野郎がいっぱいいる…！
今は朝の5時台でっせ？
気球フライトのメッカ、渡良瀬川、もうはや皆、飛んでます！ ちゅーか、気球に乗るという人が、こんなにいっぱい、
しかも東京付近にいるなんて、なにもかもがビックリです。

ウチらも早速組み立て開始。
カゴの上に、棒立てて、火が出るバーナー？みたいな部分を、
よいこらしょ〜っと積み上げて。



そしたらいよいよ風船です。炎をゴーーッ！！と
燃やして燃やして膨らますんです。



もももも〜〜っとむっくり風船が起き上がってきたら、
気球完成！スタンバイOK!





ゴゴゴーと燃える熱気球、
そーか。砂袋とかじゃあなかったのか。
炎で（飛ぶ）高さを調整するそーな「熱気球」、
魅惑の初フライト体験は後半につづきます！
プカプカ〜