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友だちに〜 ちょっと言いづらいよなこの言葉〜〜(俳句調で)
アナタはパンツの話はできますか?


まあー、自分で「痔になってもーた」話までしてる私は、
自分の事なら、ケッコー何でも言うてまうんですが、
それが人のことだと、
人によっては「あら?こんな事 聞いていいのかしら?」って
思うこと、ありますよね。


鼻毛温泉、つづきです。

風呂なのに にょっきり真っ赤なデカイ番傘がささった
露天風呂でのお話……


露天風呂をあがって、(イキナリあがっとんのかい…)
服を着てたら、
ふと 隣で着替えてるトス子さん(仮名)を なにげに見ると、
あ?パンツが裏返し はいてる…!!
ことに気づきました。
フツーだったら、「パンツ、裏になってるよ?」と、
ひとことゆってあげたら すむ話なんですが、
相手がトス子さんなだけに ちょっと考えた私…。


それはナゼか?
さっき風呂でのこと、顔の化粧を落とそーとして、
クレンジングのオイルを にょ〜〜っと手に出した私。
このオイルが「3回分」入ってるパックだったんで、
残りっちゅーか多すぎた分を、
隣に座ってたトス子さんに「(オイル)いる〜?」
と、聞いてみた。


「そおお?んじゃ ちょーだい」と、
がばっと顔を上げたトス子さんの顔は、
アワだらけだった。
すでにそこらへんに備え付けで置いてある、
石鹸で顔を洗いかけていたのだった。
クレンジングの世界をあまり知らない男子のために説明しとくと、
オイルには、水と一緒になると乳化してしまうものがあり、
私の持ってたオイルも、そのタイプだったので、
手も顔も濡らさないで乾いた状態のまま使わないと、
意味がないオイルだったのだ。
トス子さんの顔のアワを見て、そー言ったんやけど、
トス子さんは、「えーからえーから?」てなカンジで、
アワアワの顔の上から オイルを練り込んでいた。


そんな太っ腹(ハ?)なトス子さん、血液型はもちろんB型だ。(笑)
なので、
ひょっとして、着替えよーとして「あら?替えのパンツがないわ?」
ということに気づき、
「じゃあ 裏返して はいたらオッケーね?」
などという理由で、今、
「パンツを裏に はいている」…
んだとしたら、わざわざ言ったら悪いかしら…?
と、考えてしまい、結局(パンツ裏やで、とは)言わなかった。


その後 部屋に帰ってみんなで話してたら トス子さんが、
「さっき、お風呂で、知らんおばちゃんから
『アナタ、パンツが裏がえってるわよ!』って
大きい声で注意されてハズかしかった〜〜」と、ゆった。
あら?替えパン忘れたからじゃあ なかったのね?
「私、実は気づいてたんやけど…」と、
かくかくしかじか報告した私に
トス子さんから怒りのパチキをいれられました?

(注)「パチキ」…大阪弁。東京弁でゆうたら「デコぱっちん」のちょいキツいヤツ?

『私の大好物』

『あけまして
おめでとうございます』

『お隣、のぞかせてもらいました

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