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〜その23〜
Meaning of life その1

みなさまごぶさたてします。
すっかり2009年春ですねえ〜。
それぞれの今年がどんな動きをしているのが、大変興味のある私です。

さて、全然関係ないのですが、
今朝、私の夢に嵐の二宮君が出てきました。
そして「嵐をやめたい!」というので、
「なぜかな?」と私が聞くと、
「自分の人生の大事なことを、すべて他の人が決めてしまう生活に耐えられない」
と。
なるほどねーと思ったんですけども。でも夢の中の私は
「芸能界にい続けるなら、事務所はやめないほうがいいんじゃない?」と
超現実的な返答を…(笑)

で、起きて歯など磨いているときに思い出し、「別に芸能界にいなくても、自分の人生の大事なことは人に決められてしまうケースがほとんどじゃない?(これもいうべきだった)」と考え、かつ、 「かといって、だれもかれもが“自分の人生は自分で決めたい”と強く考えているわけでもなさそうだな」(あんまりそこにこだわらない人もいる)とも思ったわけです。

また話が飛躍しますが、
最近あまりの不況で、社会の形態がぐらんぐらんにゆれてますよね。
何だか、「世界恐慌」並みの不況だとか??
不況は大変困るんですけども、私などは「世界恐慌並み…。
肌で味わう歴史だわ〜」とか
大変不謹慎なことを思って、すいません、ちょっと興奮しました。

それに、こういうときは、星占いの真価が問われるとき、というか、
「日ごろ隠れている人間の本質が丸出しになる」ときなので、こういうときこそ、生きるっていうことの本質を見定めるチャンスだ、と思って。
ええ、日々の糧も気になりますが、
毎日メモを取って歩きたいような気持ちです。

さて、前置きが長くなりましたが、そういう状況なので、おそらく普段なら聞けないようなその人の価値観や感情の本音を垣間見る機会が増えています。
それを見ていると、
「人によって求めているものって本当に違うんだな」って思います。
相手を安心させるつもりでいっているコメントも、そもそもその人が安心を求めていなければ、あまり意味がないし、励ましのつもりでチャンスを与えても、庇護を求めている相手には突き放しているように思われたりします。
あー難しい。
また、最近特に強く感じるようになったことのもうひとつは、
「人は多面体の存在である」ってこと。
前々からお伝えしている当たり前のことではありますが、同じ個性も違う角度から見ると違ったものに感じられるし、
それはどう見えていても、それぞれが正解です。
ですが。

それで「私からはそう見えるんだから、しょうがない」じゃ進歩がない。
「彼っていい人だよ」と言う人がいるのに、
「あいつは私から見たら悪人」だから絶対悪人よ!て。
まあ、それでいいんですけど。それじゃ何か、広がらないですよね。
別の誰かからはそう見えるのだ、という部分もそこそこ受け入れて、
別の姿があることは、自分に対してうそ付いたとか裏切ったとかじゃなく、
一人の人にはさまざまな部分が共存しているのだということ、
そして、その現れ方は裏表ではなく、
グラデーションであること(ちょっとした差で濃く出たり薄く出たりする)、
そして「どの色が出てくるか」は、
相対する「あなたの個性」によって決定づけられているのだ、
ってことも理解しながら、人に向き合っていきたいなあと、
よく考えています。

それでですね。
まだこれは今後さらに充実してきそうな内容ではあるのですが、
自分以外の人の価値観(もちろん自分自身も)を推し量るときに、
多少参考をしていただけるようなものを一覧にしておきます。



今回は12星座には分けず、図にあるように、
天地の軸、左右の地平線の軸でそれぞれおこるエネルギーを四つ書きだしました。
その軸に近いほど、そういう性質、価値観が優勢になりやすいという意味です。
もちろんそれぞれの星座、またおのおのの個性によって表出の仕方も違います。
まあ、いろいろ考えながら、見てみてください。
自分が近いグループを読み、かつ、他を見てみると「へー考えたこともない」と思う場合もあるだろうし、誰かを思い浮かべてみてみたら「こういう事情だったのか!」と思い当たったりすることもあるかもしれません。
二つの軸の間に位置する自分なら、その両方が均等に出てくる場合もあります。どっちかが優勢な場合もあります。また自分の月星座を知っていたら、その星座についても見てみると、より考察が深まるようにも思います。
目的は「人間っていろいろいるんだな」って味わうことですから。
みんなが、他人ってものを、そして自分をじっくり味わおうとすること。
占いはさておき、それだけでももう十分なんですよね。

うむ、これはなかなかさらに深まりそうです。
二宮君に感謝しながら、今回はこのへんで。

天頂 天底 地平線東 地平線 西

目標 外から内へ帰る
●やりがちなパターン 
大きな何かをつかみたいため、慣れ親しんだ環境や世界に背を向ける傾向あり(何かを成し遂げるには一人にならなければ。むだな人間関係は足かせになる、と考えがち)。日常的な生活を軽んじ犠牲にしがち。多少敵を作ってでも「自分を貫けるほうがいい」と考える。

だが、ある程度突き詰められても、そのままでさらに上るのは難しい。ここで挫折するケースも。「大きな成功(幸せ、思想など)でなければ手に入れる価値がない」という発想を捨て、「当たり前のことにかちを見出せるようになる」ことが大事。自分をはぐくんでくれる「ベース」を持つ意義を実感でき、両方のバランスが取れると大成。

この人と付き合うほかの人へのアドバイス)
「困ったときにはお互い様よね」「別に***がなくたって、お互い健康で楽しく暮らせればそれで十分よ」…的な温かい台詞はあまり効果なし。
あまり「平等感覚」「共生感覚」はありません。
むしろ、「休むのも仕事のうちでしょ」「春があれば冬があるってことも学ばないと、成功できないわよ」みたいな、びしっとしたアドバイスのほうが、素直に受け取ります。
・教訓「大きな木に育ちたければ、太い根を持つことにこそ力を注げ」

目標 内から外へゆく
やりがちなパターン
日常の雑多な出来事や関係性に意識をとられやすいため、大きな目的をもてないまま、「結局何もかも中途半端?」という、刹那的な人生になってしまいやすい。お金にたとえると、「安物買いの銭失い」タイプ。

だが、自分なりの「目的意識と選択眼」が持てれば、「情報を収集する」能力が生かされ、市井の生活の中からでも黄金が見つけられるはず。結果、身近なことから学びを重ね、一歩ずつ前進して、結果、かなり遠くまで思索的な(経験的な)旅をしていくことで、人間的な深みを増すことができる。

この人と付き合うほかの人へのアドバイス)
気持ちをつかむにはこの人がいろいろ言ってくるときがチャンスで、逆にこっちから「何かあった?」「相談に乗るよ」とかいっても、思うような効果は見られません。細かく見ていれば始終波があるので、次の波を待つこと。また、「感じ取ったすぐの段階で発信している」場合が多いので、いちいち真面目に捉えて説教などする必要なし。相手は共感しか求めていません。しかも軽くで大丈夫。「へーそうなんだ」「それで?」などでよい。
・教訓「飛ぶ前に考え、降りてまた考えることで、倍の高さのからの景色を見ることもできる」

目標 発信から受信へ
やりがちなパターン
生まれながらに内蔵された「自己」像に向かってある程度まい進できることは強み。信じられているときは他者、社会的な価値観も関係なく進めるが、いったん止まってしまうとそこまでノンストップに近いだけに、再起動するための応用力がない。もしくは、進み始めることがそもそもできず、ずっと停止し続ける人も。

野生的な勘は人一倍あるので、基本それに頼るのが一番だが、勘が正確かどうかを日々チューニングする能力のほうは微妙。「信じられるのは自分だけだ」と猛進しすぎず、「自分の弱さ」や「他人の強さ」も理解すべき。実際のところ、磨くべきは勘ではなく知性である。

この人と付き合うほかの人へのアドバイス)
人に助けられる=「自分が弱いということ」と考える傾向があるので、親切の示し方も難しい。また逆にいったん人に頼り出すと、一気に弱者であり続けよう(同情させることによって相手をコントロールしようとする?)とする場合も。相手がメッセージを送ってくる場合は受け止め、「あなたならできると思うよ」と、一定の距離感を保ちつつ信頼感をはっきり示すのがよい。細かいことは受け取らないので、簡潔かつ原始的な愛情がよい。
・教訓「この世がもし地獄なら、あなたが地獄にしたのである。
だが“天国にしよう”とあなたが決意したら、その瞬間世界は天国に変わる」


目標 受信から発信へ
やりがちなパターン
公私共にバランスの取れた人生を作り上げようと考える傾向。自分を大きなパーツの一部であると認識する力がいささか強いため、非常に協調的で柔和な人間でもあるのが魅力だが、「自分の本当の望み」というものを見つけづらくなるともいえる。いちから、ひとりからでは能力を発揮しづらいことも。

協調性は多分に評価されるべき長所だが、一番評価していないのが、実は当人だったりするのがもったいない。往々にして一人で行動する思考する時間が少ない傾向で、そのため「自分の好きな自分」より「他人の好きな自分」に引っ張られる。必ず自分にリセットをかける時間を作り、自分と他人、大事なことどうでもいいことに、日々境界線を引く訓練ができると、「自分」に開花できる。ポイントは「個性、というものに対する思い込みを捨てること」。

この人とつきあうほかの人へのアドバイス)
他人の意見は重要な意味を持つので、言葉を選び誠実な態度で接すること。普段は気さくに自分から話しかけてくるが、一番「自分が話したい」ときには案外いってこないので、そういう部分も理解しよう。また、押し付けでない程度に明快なアドバイスもよい。この人たちがくよくよしているのは迷っているからで、迷っているってことは、「これでなければいけない答えがそもそもない」ということでもある。何かズバッとこちらが言えば、イエスにしろノーにしろ、自動的に相手も判断が付いてラクなのである。
・教訓「美しい花を百種類入れても、花束は美しくならない。あなたが一番美しいと思う花一種類で作る花束のほうが、100倍美しい」

その29
喜び多き
2013年になりますように!

その28
あけましておめでとうございます
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その27〜
2010年各星座下半期占い

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