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〜その22〜 ぼちぼち薫ってきました
2009年の雲行き〜水瓶座木星のすごしかた

みなさまお久しぶりです。いかがおすごしですか?

あー。そろそろ2008年も終わりですねえ!
とかいって、
まだ終わってないんですけど...。
(実質終わったような気もしますが)

原稿が遅れたせいで、言うのが遅くなってしまいましたが、
今年は、
「私の予想したとおりの一年すぎて、驚いちゃったよ2008」
でした。
少し前に「山羊座の司る2008年はこんな感じの一年です」
って内容を書いたと思いますが(連載「木星と私の12ヵ年計画」回参照)、
個人的には、本当にあれのまんまの一年に思えました。
本当は9月に入ったころからそう思ってました。

みなさんは、いかがでしたか?

「2008って何だっけ」と思う方もいらっしゃるだろうし、
簡単におさらいします。

今年・2008年は
「これまでやってきたこと、願ってきたことの決着をつける年」
だったと思います。
「物事を実現する力」が12星座中、最大の山羊座に、力を借りて
「これまでずっと温めたり悩んだりしてきた出来事は、
もう来年以降には持ち越せない。
だから、
どうしてもかなえたい願いに関しては、
今年が最終決戦だと思ってくらいつけ!」
って感じだったと思うんですけど。
くらいつきました...?

...いろいろな方がいると思うので、そこはとりあえずおいといて。

「じゃあ2009は?」がそろそろ気になるころですよね。
来年は、山羊座の次・水瓶座が影響力を発揮する時期に入ります。
水瓶座といえば「希望と融和、個人主義」の星。
山羊座→水瓶座の変化で起こるのは、
おそらくこういうことではないかと思う内容を
今回は書かせていただきます。

●(先にも出たとおり)2008年までに争点となっていた出来事、話題とは
さまざまな形で自然にお別れすることになる
(物理的に離れないとしても、
「それにはもう、さまざまな意味で関わっていられない状態」にはいる)

ので、多分来年も半年とか、一定の期間が経つと
「そういえば、アレに夢中だった、毎日気にしていたときもあったのに。
なんか遠いところにきちゃった感じだねえ」

と感想を漏らす...。
そうなっていれば正解です。
あなたは「アクエリアスウエーブ」に乗っています!

●「価値観、世界観の個別化」が進む

それまでは、争いながらも、
いや争うってことは「一定の価値観の上にみんながいる」
っていう証拠でもあるから まだ今年までは、
ある意味ワイワイ集団ですごしたり
もめたり話し合ったりしていると思うんですが。
(何しろ今年はまだ、これまでの「クライマックス」っていう時期でもあるし。
同じ舞台にみんなが上がりやすい)

でも、これが水瓶座の管轄に入ると、
それぞれがおかれている状況、悩み、希望がより進行して、
普遍的である度合いが下がり

「これはもう、私個人で決着をつけて先に進むべきことだ」

と感じて、おのおのがばらばらに行動するようになると思います。

人生の"専門性"っていうんでしょうか。それが高まる。

みんながそれぞれに考え、夢を追う。
たとえ仲間でも、「あいつはあいつでがんばっているから、
俺もここでがんばろう」
みたいな感じで、互いの努力度や達成度を比較することなく、

「別々につっぱしる」。

これがまっとうな2009ライフではないかと、私は推測します。

おそらく、2008をやりつくしたら、
みなさんそれぞれの人生で一段階ステージが上がると思われます。
大学で言うところの、「一般教養」から
「ゼミなどの専門課程」にはいる感じです。

そうなると、必ずしも仲良しの子とも、同じ授業は取れなくなってきてしまう。
その分、「同じような専門性を目指す人」と机を並べ始めるわけです。
これまでの、「とりあえずみんなで和気藹々」風な感じは、
味わいにくくなりますし、
逆に言えば、
「それぞれの道を歩みだしても、友達でいられる人こそ、本当の友達」
みたいな感じになるわけですよ。
そもそも、今年が終わると見えてくると思いますが、
来年は「真に深いかそうでないか、人間関係の線引きが進む」でしょうね。

一見さみしく思えるかもしれないですが、
専門性の高い人生というのは、より自分に高度な刺激を与える出来事や人物と
どんどん遭遇することにもつながるわけで、
「自分の道・未来」さえ漠然とでも描けていれば、
大興奮の一年になるでしょう。

●「自分が活躍できるジャンルはどこか?」を問う一年

大まかには同じ話かもしれませんが、
少し観点を変えて、もう一度言ってみます。

よくアメリカの青春映画とかでありますけど、
身体は弱いけど、メカに強い子と、
機転は利かないけど、力持ちの子と、
口下
手だけど、すごく粘り強い子とかが、何かで一緒に旅に出て、
で、
旅の中で、がけとか、開かない扉とか、迷路のような洞窟とかで困難に出会い、
「それぞれがそれぞれにしか持ち得ない才能でみんなを救い、
つぎつぎにリーダーが交代するような形で、冒険をクリア。
全員がおのおの、自分に対する自信をつけて、帰宅する」

みたいな話。

あれです。来年はあれね。

今年までは、まだ「みんなでひとつの既存のヒーロー像を目指す」ような
世界観だと思うんですが、
来年以降、特に「何はなくても、個性は大事」な水瓶座の支配する2009年は
「きみたち、みんながそれぞれヒーローだ!」
ってところが、目標になりそうです。

人生のほとんどのシーンで活躍できなくても、別によくて
でも、「ここだ!」ってところだけは、
もうどうやってもまねできない!完敗!いや乾杯!
と、周囲を納得させられれば、ok。

そういう
「私はこういう人間なのです。よろしくね!」
みたいな"自分らしさ"、いや"個性"が重んじられるような気がします。
でないと、突破できない世界になっていくように思います。

これは、来年特に強く出てきそうな傾向ですが、
別にさらに星が魚座にうつっても、終わるって事でもなく、
「徐々に、そういう時代になっていく」
と感じてもらうと、近いかと。

水瓶座のくれる情報は、ある種
「未来からの、ちょっとはやい伝言」みたいなものですからね。
「流行」とは違うんだね。

なので、そういう世界観を背景にかんがみると、
「みんなで旅に出たとき、
『これは私に任してください!』
といえることって、何なんだろう」
と、考えながら進むのはよいと思います。

何もかもそつなく、とか、あんまり気にしなくていいし
「みんなはどう思うの?」とかも、
どうせ専門的過ぎて、まわりには大体わからないので、
気にしなくていいのです。
一芸でいいんです。
(怪力太っちょくんが岩の扉を開けてくれたときに、
「ありがとう。でも健康のために、もうちょっとやせたほうがいいと思うよ」
などという無粋な仲間はいません。少なくとも冒険中には...)

今のこの山羊座の間に
「これまでの人生でためた、しがらみや澱を一斉整理!」
して、人生をシンプルにしておけば、
来年のスタートは、そりに乗ったかのように、スピーディーかつスムーズかと。

おりしも、木星の移動は2009年1月5〜6日!
幕の内があけたとたんに、「イエス水瓶座」です。
まあ、それでも、太陽はそのときまだ山羊座滞在中ですので、
それがさらに過ぎて、太陽も水瓶座に行くのは、1月20日前後。
こっから、本格的スタートかと。

ここまで読んで、
「やべえ、まだ山羊座の大掃除、終わってなし!」
と思った方。
気迫でいきましょう!
来年になると、みんな自分のことで忙しくて、相談に乗ってくれません。
わいわい聞いてくれるうちが、悩みどきです!

かつ、やはり星はわかってらっしゃる。
来年の間に、「木星逆行(地球から見て、星が本来の軌道と反対の方向に
動いているように見える時期のこと」によって、
一度木星は、山羊座にお戻りになるようです。
初夏ごろらしいわ。

やっぱ、「この一年の間に、みんなが決着付けきれるわけが、あるめえよ」
(だから、もう一回リターンマッチさせてやりに立ち寄るよ)
ということですかねー。

なので、実際の来年は、
「すでに一般教養を済ませ、ゼミを開始した生徒」と、
「単位の取りこぼしがあり、それを追加で履修しつつ、
同時進行でゼミの登録証も、学生課に提出するため走る生徒」とが
入り乱れるキャンパス状態でしょうかね。
特に上半期ね。
まあ、すごく楽しそう。盛り上がるな。わくわくわく...。

とりあえずこんなかんじでございます。

その29
喜び多き
2013年になりますように!

その28
あけましておめでとうございます
+新刊のご案内

その27〜
2010年各星座下半期占い

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