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〜その2〜

占い…大好きなのですが
定期的に、いや〜〜〜〜になることもあります。

楽しいと自分でふっといて
いきなり否定するのもどうかと思うのですが、でも…あります。
それは
「見なくていいものを見てしまったとき」
みたいなかんじなとき
です。

以下、私の主観ですが、
人間には、きっと本人にも想像し得ないような、
「奥深〜〜〜い何かに通じている扉」
みたいなものがあって、普段はそこの中は見ないで暮らしているのだけど
時々、あくんです。

また「その人の根本に関わる出来事のカギは大体、そこの扉の奥にある」
ような印象を受けることが多くて、
思いきって自分と向き合う時には、ほとんどの場合、
誰もが自分からそこを開けざるをえないような…そういう感じがします。
そして、「扉の向こうの自分と決着をつける」ということの大事さは、
本当は、命みんなが知っていることなんだろうな、とも感じます。

私を含め、この扉をあけることは本当にしんどいこと、のようです。
でもそれほどのことだからこそ、向き合うことに意味があるのだな、と
私は納得してはいるのですが。

さて、何よりこわいのは、 思いがけず、その扉が開いてしまったとき、です。 なんでこういうことを言い出したかというと 「占いみたいなものが、思いがけずその人の扉を開けてしまうときがある」 からなのです…。 多分、その問題に対して本当に必要だから、占いにも出てくるんだろうけど… 思い掛けないタイミングで、自分のある一面に出会ってしまうと、 人間って 「その人の、一見とても想像できなかったような“灰汁”」を、
ものすごく発するんですよね…。
それも、言葉を選んで言えば大丈夫とか、そういう話でもなく、
用心していても、全く予想もつかないときに、
「人間の業」みたいなものに出会ってしまいます。
そして、唐突にそういったはげしいものを浴びてしまうと、 私は「しばらく遠くにいかせてください」という気分になるくらい、消耗します。

でも逆に思いがけなく、誰かの長〜く続いた悩みへの最初の亀裂を、 一瞬の占いが入れることもあるようで、
そんなときは涙を流さんばかりに感謝され、
本当にありがたい気持ちと「そうなのか?何が、どれが?」と
きょろきょろしてしまいそうな当惑とが
私をとりまいたりして。

いや、ホントに占いはおもしろい、そして同じくらいコワイ。

その29
喜び多き
2013年になりますように!

その28
あけましておめでとうございます
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その27〜
2010年各星座下半期占い

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