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第115稿
何時もの渋滞

 用事があって、岡山方面へ出掛けた、日帰り往復約555q弱。

 さて、拙寺の前を一日に何台車は通過するのか。50台いや70台もっと少ないかも知れない。救急車のサイレンは、一週間に一回は聞く。パトカーに至っては月一有るであろうか。人より動物を見る回数が多いような環境に馴染んだ脳味噌にも、渋滞や停滞の記憶はある。

 久方ぶりの渋滞に入り込み、なるほど自動ブレーキの開発は時代の流れと勝手な解釈をしていた。時間にして二十分ほど距離にして8キロ、「渋滞の先頭は・・・」と言っていた漫才を今は聞くことも無い。

 渋滞も人の悩みも同じである。苛々しても、考えても意味が無い、其の状態を受け入れるしかない。

 後で、其の地元の人に聞けば「毎日のこと」。何のことはない、渋滞すると解って渋滞に参加するのであるから「苦にならない」。

 何時もの渋滞であっても、私にとっては長い〜〜長い〜〜渋滞。

大門 合掌

―第118稿―
「張暑飽閉」の「春夏秋冬」

―第117稿―
春のお便り

―第116稿―
「正月」と「障月」

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